韓国からの観光客が減って日本の観光地が悲鳴を上げているとかいう報道が鼻に付く中で、むしろその方が将来の日本のためになるという前向きな記事を発見したから紹介しようと思う。韓国からの観光客は日帰りが多く1人当たりの使用金額が少ないことは以前から判明していたが、それに加えて韓国資本の企業も多く日本に進出することになり結局日本企業はあまり儲からないことが分かってきたのだ。韓国だけでなく他の多くの国からの観光客をもっと誘致していくべきだという論調だ。
「韓国人観光客激減」は長い目で見れば、日本のためになる理由
9/10(火) 9:00配信 ITmedia ビジネスオンライン日韓の政治バトルによる高まりから、韓国人観光客が激減している。
観光庁が8月21日に発表した2019年1~7月の韓国からの訪日客は、昨年同期より約20万人減少。また、韓国最大手の旅行会社「ハナツアー」が9月2日に発表したデータによると、8月の日本旅行の販売数はなんと前年同月比で約8割も減ったという。これを受け、一部の観光地や観光業から「早く仲直りしてくれないと廃業だ!」なんて悲鳴が上がっている。
・・・(1)観光地としての多様性が失われる
(2)観光収入が減っていく
(3)観光と政治が混同される
まず(1)から説明しよう。韓国人観光客ばかりが押し寄せる観光地では当然、韓国人が喜びそうな観光資源、韓国人が好むサービスから優先的に整備されていく。その代表が、長崎県対馬市だ。
ご存じのようにかの地は、釜山からフェリーで1時間強ほどというロケーションから、韓国人からは「日帰りできる海外」として人気を博しているのだが、島内に点在する元寇の遺跡などはお世辞にも整備されているとは言い難い。対馬を訪れる韓国人の多くは、登山や釣りなどのアクティビティのほか、韓国資本のショッピングセンターなどで免税ショッピングを楽しむことが定番コースだからだ。
つまり、韓国人観光客というマジョリティーに合わせた開発が行われるあまり、対馬という観光地の多様性が失われてしまっているのだ。
近さがゆえ「日帰り」が多い
この「多様性」というものが、観光戦略において最も大切であることは、「観光大国」を見れば明らかだ。世界中から観光客が訪れるフランスやスペイン、タイなども隣国からの観光客が多いが、どこかの一国が半分を占めるなんてことはなく、幅広い国から満遍(まんべん)なく訪れている。このような観光客の多様性が、観光資源やサービスの多様性につながっているのだ。
例えば、フランスも隣国ドイツから多くの人が訪れているが、それでも割合としては15%程度でイギリス、スイス、アメリカ、中国など多種多様な国から観光客が来る。だから、14カ国の観光客の特徴を捉えた「国別対応マニュアル」なんてのがつくられ、ホテルやレストラン、タクシー運転手にも配布されているのだ。このように「客の多様性」があるので、幅広い層に満足してもらえるように観光資源も広く整備される。宿泊施設、サービス、楽しみ方にも「厚み」が生まれる。それは裏を返せば、「韓国人観光客が来ないともうおしまいだ!」なんて騒いでいるうちは、観光大国にはなれないということだ。
次に、(2)「観光収入が減っていく」についてだが、実は韓国人観光客だけが増えても、観光収入的にはそれほどおいしくない。あまりの近さがゆえ「日帰り」が多いからだ。
例えば、長崎県の「長崎県特定有人国境離島地域の地域社会の維持に関する計画」(平成30年4月)の中には「韓国人観光客は、宿泊を伴わない日帰り客も多く、一人当たりの観光消費額の拡大に結びついていない」とある。また、福岡県も、17年の訪日外国人の1人1回当たりの消費額は15万3921円だが、福岡県を訪れた外国人の消費額は9万7384円とガクンと落ちているというデータを引っ張りだして、「韓国、クルーズ船客に偏り、滞在日数が短いことに起因すると考えられる」と分析している。
世界的にも、国際観光客は遠方からの旅行のほうが宿泊費や体験などにより多く出費する傾向があり、フェリーですぐに来れて、国内観光のノリで遊びに来れる日本であまりカネを落とさないのは当然のことなのだ。
そこに加えて、韓国人観光客が増えれば増えるほど、日本の観光業へ落とすカネが減少していくという皮肉な現象も報告されている。増加する韓国人観光客をターゲットとして、韓国資本のホテルや飲食店が続々と日本に上陸しているからだ。観光客も気軽に来れることは、韓国資本の観光業も気軽に日本に参入できるということなのだ。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000039-zdn_mkt-bus_all
日本のマスコミは暗い記事ばかり書く
最近韓国の観光客がドンドン減って、日本中が大変な事になってるみたいですよね・・・。そういう記事をアクセスランキングで見ました。
な?なぜか日本のマスコミなのにそういう記事を書くからおかしな話だ。韓国マスコミは一切書いてない。ベースとして論調が悲観的なんだよね。来ないなら来ないでもっと前向きに考えるのがメディアの役目じゃないのか?
ホントですね!日本のメディアの記事は、他の記事を読んでてもそうですけど、後ろ向きで暗い記事が多いです!中央日報さんみたいに愛国心も発揮しないし、読後感を良くしようという努力をしてません!
韓国と一緒になったらそれはそれで問題だがなww まあ言いたいことは分かる。例えばこの西日本新聞の記事。“倒産”とか“悲鳴”という単語を入れてあたかも韓国メディアかのような論調で記事を書いている。
「このままでは倒産」韓国客減、観光地から悲鳴 お盆休みの“秋夕”も予約少なく
9/13(金) 7:31配信 西日本新聞12日から韓国のお盆休み「秋夕(チュソク)」の連休が始まった。例年なら多くの韓国人旅行客で九州もにぎわうが、今年は日韓関係悪化で宿泊施設などの予約は低調。観光関係者には諦めムードが漂う。九州の外国人入国者の約半数を占める韓国人客急減で「このままでは倒産する」との悲痛な声も上がる。
韓国人客に人気の温泉地として知られる大分県由布市湯布院町。JR由布院駅と観光名所の金鱗湖を結ぶ目抜き通りには、土産物店や飲食店が並ぶ。以前は平日もごった返していた人通りも最近は目に見えて減り、目立つのは中国や台湾の観光客。半年前まで大型バスが殺到していた金鱗湖近くの駐車場も、止まっているバスはまばらだ。
官民でつくる「由布市まちづくり観光局」などによると、2018年に市を訪れた外国人観光客は89万1676人で過去最高を記録。うち韓国人が半数を占めるが、生野敬嗣事務局次長は「今年の秋夕は期待するほどの訪日客は見込めないだろう」とため息をつく。
お隣の別府温泉(大分県別府市)で訪日客に人気の「杉乃井ホテル」は、10月以降の韓国人客の予約がゼロになった。西日本鉄道(福岡市)が展開する国内ホテル17店舗では、韓国人客の宿泊室数が7月は前年同月比4割減、8月は6割減まで落ち込んだ。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00010000-nishinpc-int
「秋夕」って、初めて聞いたんですけど、これが韓国版のお盆休みなんですか?
どうやらそうらしいね。韓国ポータルサイトでは大渋滞でソウルから釜山まで5時間半かかるとかいう記事が出ていた。毎年日本の観光業もこの連休需要を期待していたということだろう。九州は韓国の観光客が多いということは最初に出した記事でも認められていた。
西日本新聞って、日本国旗をわざと青色で囲って、ヘンなマークにしてますよね!どういう新聞社なんですか?
福岡を拠点とした地方紙だ。北海道新聞や中日新聞と共に”ブロック紙3社連合”なる緩やかなネットワークを形成しているようだ。記事の相互利用や海外取材網の相互補完などをしているという。勘のいい人ならこの時点であっ…となる。
ちなみに大阪新聞もかつて存在していたが産経新聞に吸収合併されて今に至るようだ。
そうだったんですね!それで「産経新聞ウエスト」というメディアがあるんですか?
多分そうじゃない?大阪新聞、現存していたら読んでみたかったな。
「あっ」って、どういう意味ですか?
お察しってことだよwww それくらい分かれよwww
欧米の富裕層ファミリーが1週間以上滞在できるのが理想
本題に戻ろう。韓国の観光客に関する特徴として、使用金額が他の国と比べて著しく少ないという点が挙がってたよな?これは日帰り客が多いからというのがある。だがそういう韓国の観光客も空港を使って入国するし入国審査の手間は同程度だ。であればより多くのお金を使ってくれる国の観光客を呼び寄せた方が得だと思わないか?
それは思います!フランスやスペインは、世界中色んな国から人が来てるんですよね?ボクも1度は行ってみたいです!
パリ単体で考えれば観光客の数は世界2位だそうだ。だが実はこの数字は大阪と東京を足した数よりは少ない。日本は海外からの観光客は十分に多い国なんだよ。だがその中身となると大きく様変わりしてくるという話だ。
韓国からの観光客が多過ぎるから、逆に他の国の人が少なくなってるんですよね?
ここではフェリーなどでも来れる福岡や九州は省いて考えよう。東京や大阪に関しては確実に航空機で来ることになるが、まずその発着枠の多くが韓国路線に割かれているという現状がある。韓国の航空会社もさすがに大阪や羽田成田の路線はそこまで減らしてなかったと思う。
それに、ホテルも必要になりますよね?
だが近距離だからと安いホテルで1泊だけというケースもあるだろう。それでは多くのお金を使ってもらうことはできない。もっと遠い国からの観光客に1週間くらい滞在してもらえるような仕組みを作らないといけないわけ。
それって、日本だと難しくないですか?どのホテルも狭いし、長期滞在には向いてないですよね?
日本だと2部屋あればそれだけでスイートルーム級の高級ホテルとみなされるが、海外ではそういう部屋はざらにあるからな。Airbnbなどで貸し出すケースも多い。何が言いたいかというと、大人数で長期間滞在できる方法がないから客層が限られるってわけだ。単身もしくはカップルの若者層が観光客の中心になるってこと。
それだと、あまりお金を使ってくれなさそうですよね・・・。アメリカやヨーロッパの富裕層が来ても、満足できるような場所にした方がいいです!
さらには韓国資本が日本に進出するという問題もある。韓国の観光客ばかりが多いとなればロッテホテルなど韓国資本のホテルもガンガン参入しかねない。そうなれば愛国心の強い韓国の観光客はこぞってロッテホテルに泊まるだろう。結果日本経済には大してプラスにならないというわけだ。
今はまだ、そこまでは進んでませんよね?今のうちに何とかしないと、ホントにまずいと思います!
全国の観光産業は今こそ千載一遇の改革の機会と捉えよ
最後の締めの部分になるが、なかなかいいことを書いてると思う。佐賀県の事例は省略したが、タイをターゲットにしてキャンペーンを展開し3年間でタイからの観光客を15倍に増やしたというものだ。今後の地方観光産業にはみな同様の取り組みが求められるというわけだ。
ピンチをチャンスに
九州エリアは、韓国以外のアジア圏、欧米豪からの観光客はまだまだ圧倒的に少ない。それは裏を返せば、それだけ多くの「伸び代」があるということなのだ。
これは日本人の悪いところかもしれないが、改革だとか挑戦だとかは尻に火がついてからようやく重い腰を上げるところがある。だから、韓国人観光客が大挙として押し寄せている九州では佐賀のような取り組みに本腰を入れない。韓国人観光客相手だけでそれなりに食えてしまっているからだ。
「韓国人観光客激減」を受けて、「韓国人観光客を呼び戻せ!」ではいつまでたっても九州のインバウンドは成長しない。そのようなポジションに甘んじていれば、気がつけば、韓国資本の観光業者が韓国のツアー客をさばき、日本側は観光資源とロケーションだけになってしまう恐れもある。
九州の自治体、観光業の皆さんはピンチをチャンスにではないが、「韓国人観光客激減」をなげいているだけではなく、「さらに成長する好機」と捉えてみてはいかがだろうか。
改革って、いきなりやろうとしても難しいですよね?目の前に不満があって、初めて変えてみせようと思うんだと思います!
ワトソン君、それではいけないと言ってるのが分からないか?九州の観光産業は韓国の観光客が来なくなった現状を目の当たりにして初めて泡を食ったようになっている。倒産とか悲鳴という単語はふさわしくないにしても慌てているのは事実だ。
えっ?じゃあ、どうすればいいんですか?
こういう事態を先回りで予測して先手先手を打っていくことこそが重要なんだよ。鳴かぬホトトギスを前にした時点で遅いってわけ。ホトトギスが目の前に現れた時点で鳴く仕組みを作っておかなければならないということだ。
黒井さんの格言コーナーですか?
“鳴いたホトトギス、明日も鳴かせてみせよう”という言葉を提唱したい。今日がよかったなら、明日も同じようによい結果を残せるように努力すべきということだ。ホトトギスが常に鳴いてくれるような仕掛けを施してもいいね。
575じゃなくてもいいんですか?
ワトソン君、韓国の観光客に依存している九州の観光産業は五七五に固執してると思うか?韓国の観光客が来なければ倒産だ悲鳴だと慌てるつもりか?
形式にはこだわらないって事ですか?
そう、それこそが改革だ!手段を選ばず結果を残すためには、これまでの考え方さえも一変させる必要があるってわけ。
鳴かないホトトギスを“来ない海外の観光客”に置き換えて考えてみようぜ。有名な3つの川柳でだ。書かないでいいから想像だけしてみ?
・・・。豊臣秀吉方式が、一番現実的な気がします。でも、それじゃダメなんですよね?
まず“来ない海外の観光客”という前提条件から変えなくてはいけないってこと。海外から観光客が来ている状態のうちから将来を予測し次の手を打たなければならないんだ。あの有名なホトトギスの3つの川柳はいずれも来たる時代の予測に失敗したことを暗に示す例でもあるんだよ。
そうだったんですね・・・。だから、みんな最後には負けてしまったんですね。
特に来ない観光客を”来るまで待とう”なんて考え方は最も唾棄すべきものだ。改革を諦めて流木のように身を任せているのと一緒だよ。ルフィがいつ自分の能力に甘んじて鍛錬をやめた?ゾロはどうだ?今がいいなら、それをもっとよきものに高めていかなければいけないんだ。韓国の観光客が消えたことはそれを実現させるいい機会になるはずだ。
ワンピースには、能力に任せて基礎を疎かにした谷沢みたいな人が出ませんよね!それが、一番好きな理由です。
そうだ。令和時代の日本は勝ちに行く姿勢を露わにしていくんだ。安倍政権の内閣改造で隙のない布陣が完成したと信じている。韓国がいなくても別に何も困らない、かつて安倍首相が述べた言葉を現実のものにするために日々努力をすることだ。やってできないことは何もない。今その時が来たんだ。全国の観光業者よ、聞いてるか!これは千載一遇のチャンスなんだぞ!
韓国の皆さん、日本は令和時代で復活します!韓国とはもう関係がなくなるし、助けることもありません!さようなら!
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