香港の行政長官が、逃亡犯条例を撤回したと宣言したんですけど、実はまだ撤回されてないそうです!香港の立法会という組織に撤回の動議を提案する、というだけの意味だったみたいです。立法会は中国寄りの議員で占められてて、ある日突然話がひっくり返って可決されるんじゃないかって言われてます!どうなってしまうんでしょうか?
香港「逃亡犯条例」改正案、実は未撤回!世界を欺いた驚きのカラクリ
9/24(火) 6:01配信 ダイヤモンド・オンライン● 「逃亡犯条例」改正案を巡る訂正 実は撤回されていなかった
最初に、重要なことを指摘しておきたい。この連載では、「9月4日に香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、『逃亡犯条例』改正案を正式に撤回した」と紹介した。しかし、香港在住の読者から、「条例改正案はまだ撤回されていない」との指摘を受けたので、訂正をさせていただいた(本連載第220回・P.1)。
周庭(アグネス・チョウ)さんがツイッターで「条例改正案はまだ撤回されていない」と説明している。ラム長官は、「改正案を撤回する動議を香港立法会に提案する」と宣言しただけだ。つまり、香港立法会が再開したら、長官が改正案の撤回を提出し、その後立法会議員によって審議されて、最終的に投票の結果で撤回するかどうかが決定されるというのだ。
正直、これは筆者などの海外の学者、そして海外のメディアには分かりづらいことだった。だから、日本、そして海外のメディアは一斉に「ラム長官が改正案を撤回」と報じていた。ラム長官の言葉の意味するところをアグネスさんが見抜いたのは、アグネスさんが香港衆志(デモシスト)という政党の幹部であり、香港立法会の意思決定の仕組みを熟知していたからだ。
● 世界中の思い込みとは裏腹に 条例改正案「可決」の可能性が高い
6月に条例改正案に抗議するデモが起こった。デモが急激に拡大していくと、ラム長官は「条例案が事実上廃案になる」という認識を示した。しかし、市民はそれに納得せず、改正案の「完全撤回」を求めて、抗議行動を継続した(第214回)。ラム長官はそれに耐えきれず、「撤回」を表明した。
だが、その真意は、「私は改正案を撤回する動議を立法会に提案する」という意味だった。それが、行政長官に与えられた権限であり、撤回するかどうかを決定できるのは立法会だからだ。だが、長官はそれについてあえて触れないで、曖昧にした。
そして、香港立法会は「親中派」が多数派である。その上、民主派・自決派・独立派の議員の多くは、資格停止処分で立法会を追放されている(第213回・P.4)。つまり、逃亡犯条例の改正案は撤回されたと世界中が思い込んでいるのに、突如立法会が「条例改正案を可決した」という、驚きの事態が起こる可能性が高いということだ。
ラム長官とその背後にいる中国共産党は「一国二制度の下で、香港立法会が民主的に条例改正案を可決した」と、世界中に向けて高らかに宣言するだろう。そして、「暴力」に訴える若者と、それを支援する(と中国共産党が主張している)米国や英国こそ、非民主主義勢力だと批判するのだろう。
現在、10月1日に迎える中華人民共和国の建国70周年を祝う「国慶節」の後、何が起こるのかについて、世界中のメディアで百家争鳴状態となっている。「中国が武力を行使して抗議行動を鎮圧する」など、さまざまな事態が予想されているが、「逃亡犯条例改正案が実は撤回されたわけではなく、立法会が撤回を承認せず、改正案を賛成多数で可決してしまう」というのも、予想の1つに加えておいていいだろう。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190924-00215437-diamond-int
撤回の動議を提案しただけ?
うわ出たよ…。何か裏があると思ってたらこういう仕組みだったわけか。
今日は有能さんに直接交渉して、枠をもらいました!香港の逃亡犯条例改正案は、撤回なんてされてなかったんです!
非常に重要な報道かと思いますので、そのまま続けてください。私からは後ほど共有すべき報道を提示します。
撤回撤回とマスコミ総出で叫んでたよな。実際には撤回(するための動議を提案するけど撤回できないかもしれない)という言外の部分が重要だったわけだ。
周さんは、騙されずに真実を発信してたんですね・・・。香港立法会を何とかしないと、結局ダメになる気がします!
最初から無理だった話をわざと行政長官の権限で何とかなるかのように装って報道してたわけだ中国勢は。これに限らず中国は言葉尻を拡大解釈して都合いいように世論を操作しようとすることがあるよね。トランプとの合意なんてまさにそう。
トランプ大統領と協議の再開で合意したという部分が、最終合意みたいに報道されてた話ですよね?
そうそう。今回も撤回撤回とだけ連呼して、撤回に必要なプロセスそのものを隠匿することで世界を欺こうとしたわけだ。実際にダイヤモンドの記者は騙されてうそを書いてしまったと。
そのウソに、ボク達も少し騙されてしまいましたね・・・。9月7日のニューズウィークの記事では、香港行政長官のクーデターだって言われてて、ホントにそうなると信じてしまいました。
ニューズウィークの記事にボク達も騙された?
当時のニューズウィークの記事は大手ネットサイトでまだ読める。だがどこにも”香港立法会”の文言がないね。この記事を書いたのは中国出身で日本国籍を2007年に取得したとある専門家だから、立法会の存在について知らないはずがないと思うんだが。
信用できないですね・・・。日本の世論を都合いい方向に操作して、油断させようとしてるんだと思います!
香港立法会なる議会組織に関する説明が事実であれば問題かと思います。香港行政長官のLam氏に条例を撤回できる権限がないのであれば、やはり香港には自治権が存在しているとは言えないでしょうね。議会を掌握すれば事実上の支配下に置くことが可能になるからです。
まんまと一杯食わされたな…。ぶっちゃけ俺はこの専門家のことはそれなりに信用できる人物だと思っていただけにやるせない気持ちになったよ。こうして日本にとって耳心地のいい論理であらぬ方向に印象操作をする人物が他にもいるかもしれないと疑うには十分だからだ。
絶対にいます!特に、日本にいてムン大統領の批判ばかりをしてるような人です!日本にいれば安全だから、そうしてるんだと思いました。きっと意地悪クラブにお金をもらってるんだと思います!
それなww しかしなぜここまで日本での情報操作に中国当局は力を入れるんだろうという疑問は必然的に浮上するよね。あまり考えたくはないが天安門事件とその後の再来を期待しているとしか思えない。
天安門事件って、あれだけ大きな事件になったのに、鎮静化したのは・・・ですよね?
そういうこと。世界の誰も逆らえない絶対的存在のことだ。当時の内閣はもっと糾弾されるべきだと思うが、逆に平成時代が始まってすぐの出来事だったからこそ中国側に勝算があったと考えることもできるよね。
平成時代って、そういう事ですよね・・・。そこから、失われた30年が始まってしまったんですね。
平成バブル崩壊直後の話だったが、まだ当時の日本はそこまで不景気が続くことを想定していなかったと思う。30年という重苦しい時間の始まりにすぎないことを当時の日本に伝えても誰も信じてくれないだろう。
トランプ大統領が国連総会で中国を厳しく非難?どうなるの?
私からはこちらの報道を共有します。当初はこちらの記事を主な題材にしようと考えていましたが、香港に関する報道の方が重要と判断したため見送りました。トランプ氏が中国を非難する演説を国連総会にて行ないましたが、香港の現状についても苦言を呈していることも背景にあります。
米大統領、中国通商慣行を改めて非難 「悪い合意」容認せず
9/25(水) 4:22配信 ロイター[国連 24日 ロイター] – トランプ米大統領は24日、国連総会で行った演説で中国の通商を巡る慣行を改めて非難し、米中通商協議で望ましくない合意は容認しないとの考えを示した。
トランプ大統領は、中国は2001年の世界貿易機関(WTO)加盟時に示した確約を順守しておらず、米国やその他の国の雇用を大量に奪う略奪的な通商慣行を実施していると指摘。「改革を実施するとした確約を反故にしただけでなく、大規模な市場障壁、手厚い政府補助、為替操作、強制的な技術移転、知的財産権の侵害などに依存する経済モデルを構築した」と非難した。
中国のWTO加盟以降、米国にある6万件の工場や420万人分の製造業の職が失われたとも指摘した。
その上で「米国が関する限り、こうした日々は終わりを告げた」と指摘。米中通商合意は得られるとの期待を示したものの、両国の関係の再均衡化に向けた合意を望んでいるとし、「米国民は中国との関係の再均衡化に絶対的にコミットしている。双方に恩恵をもたらす合意が得られると期待している。これまでも明確に示してきた通り、悪い合意は容認しない」と述べた。
ナショナル・セキュリティーズの首席市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「中国に関する指摘は辛らつだった」と述べた。
インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者クリス・ザッカレリ氏も、中国に「敵対的な」演説だったとし、ここ数週間出ていた米中貿易問題を巡る楽観的な見方が「消滅し、悲観的な見方が台頭した」と述べた。
トランプ大統領の演説を受け、米株価は下げに転じた。
トランプ氏は、香港の反政府デモに対する中国当局の対応と米中通商協議を関連付ける姿勢を示し、「米政府は香港情勢を緊密に注視している」と指摘。「中国の香港情勢への対応は、中国が将来的に世界の中でどのような役割を果たしていくかを如実に示す。中国の習近平国家主席は偉大な指導者であると期待している」と述べた。
日本との貿易についても言及した。トランプ大統領は安倍晋三首相と25日に会談し、「素晴らしい新通商協定の取りまとめで進展を続ける」と述べた。両首脳が会談で協定に署名するか、また日本側が自動車・自動車部品に新たな関税を導入しないよう米側に確約を求めたことで署名が遅れるかどうかは不透明という。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000006-reut-cn
いい記事だね。このトランプの国連総会での演説は後世にまで語り継がれるような重要な節目だったと言われるようになるかもしれない。
中国は、パニックになっていそうですよね・・・。でも、香港にそれだけひどい事をしたし、世界を騙そうとした罪は償ってもらいたいです!
トランプ氏の演説に先立ちFedのSt. Louis地区総裁のBullard氏が中国はWTO加盟以来の確約を守っていないと述べました。トランプ氏の演説に同様の内容が盛り込まれた可能性があります。トランプ氏は自身が求める最終的な合意についても、よい合意と悪い合意の2つがあることを明らかにしました。
合意合意と連呼するマスコミの印象操作を意識してるかのような発言だよね。言葉尻を捉えられてあらぬ方向に解釈されないように最大限厳しい言い方をしたというか。
この記事へのネットユーザーの反応は、トランプ大統領への八つ当たりみたいな内容が多いですね・・・。あと、6月の米中首脳会談での合意が合意だと思い込んでる人がいます!後から容認しないと言い始めたのは、ずるいんじゃないかというニュアンスです。
中国のコメント部隊焦ってんなwww 最初の記事はどう?
撤回されてなかった事を、知らなかったという人が多い雰囲気です!それでデモが続いている理由を初めて理解したし、逆にそういう手もある事は分かるのになぜ確認しなかったのか、と記者さんを批判する人もいました・・・。
デモが続いている理由は5大要求のうちまだ1つだけだからっていう話を聞いていたから俺は最初から納得してたけど、大半はそうではない可能性があるわけだね。中国の情報操作がここでも効いてるわけだ。
周さんのツイッターを毎日見ないと、ダメだと思いました・・・。他にもいくつか大事な情報を発信してるアカウントがあるので、後で共有します!
10月1日の中国建国記念日までに何か重大なことが起こるかもね。ゲリラ的に改正案可決なんてことにならないように最大限気を配りながら監視していこう。