毎日新聞で、珍しく中国経済について特集されてたので、取り上げます!香港のデモを取り締まるために顔認証システムを導入する一方で、その香港で資金調達をする事は今でも必要みたいです。ファーウェイや他の中国企業がアメリカの制裁対象になったので、実体経済がドンドン悪くなって、いつか株価がナイアガラの滝のように暴落するんじゃないかって言われてます・・・。

中国経済は「ナイアガラの滝」めがけてまっしぐら?
10/3(木) 9:30配信 毎日新聞

 香港、台湾、韓国。この東アジアの3カ国・地域でいま、さまざまなきしみが表面化している。中国経済には陰りが見え、サプライチェーンの不安定化も心配される。その深層リポート。【週刊エコノミスト編集部】

◇香港は今も資金調達窓口

 「逃亡犯条例」改正案をきっかけに拡大したデモに揺れる香港で今年8月下旬、AI(人工知能)技術を駆使した顔認証システムを手掛ける中国の曠視科技(メグビー・テクノロジー)が香港証券取引所に株式上場を申請した。2011年に北京で設立された同社には、中国の電子商取引(EC)最大手のアリババグループが出資。デジタル先進国・中国を象徴する有力なユニコーン(企業価値が10億ドルを超える未上場の新興企業)の一つだ。

 中国国内には2億台規模の監視カメラが設置済みとされ、「天網」と呼ばれる画像データが蓄積されたネットワークにメグビーの顔認証システムが採用されている。香港証取に提出された上場目論見書によると、18年に中国の監視カメラ網における顔認証システムの60%超のシェアを持つ。ただ、メグビーの上場申請は、香港では通常の経済ニュース以上のインパクトを与えたかもしれない。

 若者を中心にデモ隊の多くが顔をマスクやゴーグルで覆っているのは、監視カメラに顔を捉えられることで後に逮捕されることを避ける狙いがある。香港の地元メディアは9月、香港政府が、抗議活動への参加者がマスクをかぶることを禁じる緊急法案を検討していると報道。中国共産党の機関紙「人民日報」海外版は9月18日、香港政府に「覆面禁止法」を促す論説を掲載した。

 だが、中国本土のユニコーン企業にとっては、上海証取が上場企業の時価総額で香港証取を上回るようになっても、香港は依然として重要な資金調達窓口だ。国際会計事務所のKPMGによると、香港証取は昨年、新規株式公開(IPO)調達額ランキングで2年ぶりに世界首位となった。スマートフォン大手小米(シャオミ)や出前サービス・美団点評など中国本土の大型上場が相次ぎ、IPOで369億ドルを調達して米ニューヨーク証取を上回った。上海と異なり世界に開かれた市場の魅力は大きい。

◇米国による禁輸措置の影響

 ただ、中国本土のハイテク企業に対して警戒を強めるのが米政府だ。米ブルームバーグ通信は今年5月、メグビーなど中国企業5社について、米国製技術の利用を事実上禁止する「エンティティーリスト」に加えることを検討すると報じた。英調査会社IHSマークイット日本調査部の南川明ディレクターは「米国は軍事利用が可能な先端技術を持つ中国企業を徹底的にたたく決意で、監視カメラ、通信、スーパーコンピューターなどが対象だ」と指摘する。

 米政府が今年5月、エンティティーリストに載せたのが、香港に隣接する中国・深セン市に本社を構える中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)だ。ファーウェイが9月19日、ドイツで発表した新型スマートフォン「Mate30」は、5G(第5世代移動通信)に対応するものの、米グーグルのメールアプリ「Gメール」や地図アプリ「グーグルマップ」が非搭載となった。米国による禁輸措置の影響が顕在化してきた形だ。

(中略)

◇実体経済を反映しない金融市場

 ファーウェイを中心とするアジアのハイテク企業群の共存関係の構図は、中国と香港、台湾、韓国そして日本との経済全体の関係と相似形だ。いずれも中国が最大の輸出先(18年実績)であり、中国経済の成長と減速に軌を一にするように成長率が推移している。韓国では今年1~8月の中国向け輸出は前年同期比で16%、台湾では同7.1%(いずれも米ドルベース)減少。香港では中国本土向け輸出が昨年11月以降、9カ月連続で前年割れだ。

 現代中国研究家の津上俊哉氏は、米中摩擦と中国経済減速の影響が深刻になってきたと指摘し、「サプライチェーンがグローバル化した中で、米中経済の切り離しが現実化している。先行き不透明なため新規事業や投資を控える心理が広がっており、実体経済はどんどん悪くなっているにもかかわらず、金融市場がそれを織り込んでいない。ナイアガラの滝に近づいているような恐怖感があると懸念を深める。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000010-mai-bus_all

毎日新聞が中国に厳しい?

毎日新聞らしからぬ中国に厳しい記事だな。と思ったら週刊エコノミストの寄稿文だった。

そうみたいです!今日は有能さんがいないので、ボクが中国経済をやります。

香港のデモ隊を監視するシステムを、中国企業が作っているんですけど、結局資金調達は香港に依存しなければならないそうです・・・。

中国企業も人民元だけでは世界の覇権を取れないようだ。米国を含めた世界中の投資家により香港ドルを通じて投資してもらわないと立ち行かないわけだ。皮肉なものだね。

香港で覆面禁止法が成立したんですけど、顔認証システムを逃れるためだってずっと言われてたんです!中国側も取り締まるのが難しくなるので、困ってたんだと思います。

覆面禁止法の影響とか続報って何かないかな?そっちの方が気になるから先に見てほしい。

続報は続報なんですけど、先月26日の話なら報道されてます!キャリーラム長官が、香港市民と対話集会を開いた時に、デモ隊に取り過去おまれてしまったそうです・・・。

デモ隊から「逃げ出した」香港行政長官
10/5(土) 10:00配信 毎日新聞

 香港政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官が26日夜、市民との対話集会を開いた。「逃亡犯条例」改正案を引き金に抗議デモが始まった6月以降、初めての試みだ。集会終了後に懸念されたデモ隊と警官隊の衝突は回避されたが、27日未明に思わぬ結末が待っていた。

 ◇大半の市民が政府を批判

 林鄭氏は対話集会について「平和な環境で市民の意見に耳を傾けたい」としており、市民の不満を鎮静化させる狙いがあるようだ。だがデモが本格化してこの日で既に110日目。遅きに失した感は否めない。デモ隊による抗議活動を警戒し、会場となった香港中心部の体育館には催涙弾を発射する銃や盾などを携えた警察の特殊部隊が待機した。

 集会は午後7時にスタートした。2万人以上の応募者から抽選で当たった150人が出席したが、大半の意見は政府への批判だった。多くの出席者が、警察の暴力的な取り締まりを検証する独立調査委員会の設置を求めた。デモ隊が求める「5大要求」の一つだが、林鄭氏は既存の警察監督機関で調査する方針を改めて説明し、理解を求めた。2時間半にわたる対話が終わり、林鄭氏が席を離れようとすると、出席者から「5大要求は一つも欠けてはならない」「香港人、頑張れー!」などとシュプレヒコールが上がった。

 体育館の窓から外を見ると、会場周辺はいつの間にか1000人を超えるデモ隊に包囲されていた。林鄭氏が乗った車が体育館を出る際にデモ隊との衝突が起きかねない。私は急いで体育館を出た。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000015-mai-cn

ふむ。「過去おまれて」ねえ。

「取り囲まれて」の間違いです(笑)

ワトソン君の誤字脱字シリーズも結構な量に達してるぞwww

でだ。全文を読んでみたがこれは先月の話だね。香港行政長官が意表を突いて裏から出てきたそうだが、それまで4時間近くも体育館に閉じ込められていた状態だったと。実生活にも支障が出てるそうじゃないか。

そこだけ聞くと、ちょっと可哀想な気もしますけど・・・。でも、行政長官として、やれる事はやってほしいと思います!

毎日新聞どうした?急速に中国に対して厳しくなってるじゃないか。朝日新聞と袂を分かつ時がついに来たのか?

覆面禁止法に逆らってマスクデモ継続?ラファエルマスクも登場?

あと、昨日のデモの記事が見つかりました!ほとんどのデモ隊は新法に逆らって、マスクや仮面をつけてデモをしてたみたいです。

香港民主派、覆面禁止法を無視してゲリラデモ
10/6(日) 8:07配信 AFPBB News

 【10月6日 AFP】香港では5日、抗議デモ参加者の覆面を禁止する新法が同日施行されたものの、民主派のデモ参加者らは新法を無視し、覆面姿で街頭デモを繰り広げた。前夜に暴力沙汰に見舞われた香港では、地下鉄が運休となり、商店やショッピングモールは営業を取りやめるなど、大半の街で日常の活動が停止した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191006-00010000-afpbbnewsv-int

案の定単なるマスクではなくラファエルマスクやガイフォークスをつける人が出始めたようだな。ハロウィンに向けて機運が高まっていると言っていいだろう。

ツイッターを調べてたんですけど、ジョーカーという映画と設定がそっくりだって言われてるんです!黒井さんは、見ましたか?

ジョーカーってあの映画の看板まじで怖いよな。車に乗ってると急に顔が怖いバージョンに変わるから記憶に残りやすい。俺も詳細は知らない。

そうなんですね・・・。話が分からないと、モヤモヤします!あと「ラファエルマスク」って何ですか?

かの有名なYouTuberを知らないのかww ヒカキンやヒカル並みに有名だと思うがね。Google検索するとそれだけで何のことだかすぐに分かるくらい有名なマスクだよ。

このマスク、見覚えがあります!ラファエルマスクっていう名前だったんですね・・・。初めて知りました!

いや”ラファエル”というYouTuberがつけてるからそう呼ばれてるだけの話だよ。そうかワトソン君はYouTuberに興味なしか…。

ボクは英語のユーチューブしか見ないんですけど、日本のユーチューブはほぼ見ないので・・・。日本の映像は、1秒も見ない日もあります!

あっそうwww 英語かぶれと呼ばれないように気を付けるんだな。まあワトソン君ならその心配はないか。

ボクも顔を認証されたくないので、ラファエルマスクをつけて外出します!どこで売ってるんですか?

ワトソン君はその心配もいらないと思うwww というか怖すぎだろwww

アメリカの制裁はどこまで影響する?ソフトバンクはどうなるの?

中国経済の話に戻るんですけど、アメリカの制裁がやっぱり効果的みたいですね・・・。ファーウェイ制裁でアジアの経済が、一気に崩壊するんじゃないかって言われてます!

記事タイトルの”ナイアガラ”の部分は最後に書かれてるね。実体経済の悪化を金融市場が反映していないから、いつかナイアガラの滝のように暴落するんじゃないかという話だ。

これって、中国経済だけじゃなく、他の国も同じなのでは・・・?香港自身も、タダでは済まないですよね?

韓国はそうだね。台湾も怪しい。日本は米国に連動するから大丈夫だろう。だが米国自身もISMの数値の低さからナイアガラの入口に立ったような気もしている。そうなれば危機は世界中に波及することになる。

ファーウェイが新しく発表したスマートフォンも、グーグルマップやGメールが搭載されないみたいですね・・・。なくても大丈夫だって言ってる人もいるんですけど、どうなるんでしょうか?

米国の技術を多数含んでいるわけではないから販売には問題ないと判断した英国のARMを抱えるソフトバンクがどうなるかだよな。問題がないかどうかをみなすのは米国政府だから、下手をすればソフトバンクまで制裁対象になりかねないという最悪の事態も一応は想定している。

ファーウェイも、そこが何とかなれば大丈夫そうな雰囲気ですよね?制裁の範囲が、どこまで広がるかが重要だと思います!

傘下のハイシリコンが自社独自の半導体設計をすることさえも許されなくなりそうだからな。ファーウェイはスマートフォンはおろかIT機器のすべてを製造できなくなる可能性がある。同様の措置が中国の顔認証システムを開発する企業にも適用されかねないってわけだ。

黒井さん、1つ大事な事を忘れてました!香港で、独立宣言が宣言されたんです!

は?

10月4日の夜の話なんですけど、香港のある場所に人が集まって、「香港臨時政府宣言」が読まれたそうなんです!日本語版も用意されてて、ツイッターで読めます!

おいおいマジで言ってるのそれ?事実なら中国が黙っちゃいないと思うが。大手ネットサイトでは特に報道されてないようだ。

報道できないと思います!でも、ツイッターで画像が出回ってるし、事実だと思います。黒井さん、見てみてください!

もう終盤だというのに突然そういう話題をぶっ込むワトソン君も俺と大差ないなww

今思い出したので、仕方ないです!あと、やっぱりもう少し確かな情報源が欲しいですよね・・・。政治評論家もツイートしてるんですけど、分断工作じゃないかとも言われてて、何とも言えない状態なんです。

分かった。その件については俺も別ルートで探してみる。とりあえずは中国経済と香港の関わりについてまとめておいてくれ。

分かりました!

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