米国政府がトルコに対し金融制裁発動を警告  トランプ氏が権限を当局に与える

トルコのシリア侵攻に対してトランプ氏が重大な制裁を科す権限を当局に与えたことが明らかになりました。財務長官のMnuchin氏によれば必要に応じて発動できるとしています。トルコ経済を停止させるとも述べており、金融制裁を示唆した形になります。

米、必要に応じトルコに「非常に重大な」制裁発動=財務長官
10/12(土) 4:39配信 ロイター

 [ワシントン 11日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は11日、トルコのシリア侵攻を受け、トランプ大統領がトルコに対する「非常に重大な」制裁を新たに科す権限を米当局に与えたことを明らかにした。

 長官は、米国は現時点で制裁を発動していないが、必要に応じて発動すると指摘。「非常に強力な制裁措置で、制裁を科す必要がないことを望むが、必要に応じてトルコ経済を停止させることが可能とし、制裁が発動される可能性について「金融機関に通知している」と述べた。

 また、トルコが民間人を標的にする可能性についてトランプ大統領が懸念しているとした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000016-reut-asia

トルコ経済を停止させる用意がある

ああこっちのネタで行くのね。そりゃそうだわな。あの話はあの内容じゃ誰も見てくれないよ。

黒井さん、何の話ですか?

米中貿易戦争の休戦についてだよ!トランプが妥協して部分的合意に応じてしまっただろ?

その話は後ほど取り上げます。今日の主題はトルコ制裁についてです。シリア侵攻を受けてトランプ氏がトルコへの重大な制裁を科す権限を当局に与えたとしています。財務長官のMnuchin氏が明らかにしました。

財務省ってことは、金融制裁の類かな?

そうですね。その可能性が高いものと思われます。トルコ経済を停止させる用意があるとしており、金融機関にはすでに通知をしたことも述べています。

なるほどね。一難去ってまた一難というわけか。中国との一時休戦を選択しなければならなかった理由がここにあるわけだ。

一時休戦は、拡大解釈だと思います!10月の関税が、黒井さんの予想通り延期になっただけですよね?ボクの予測は、外れてしまいました・・・。

世界情勢は安定せんのう。愚かな指導者が後を絶たんようじゃ。

トルコのエルドアン大統領はトランプと仲良しアピールをしてましたし、少し勘違いをしている節がありますからね…。それとこれとは別だと分かりそうなものですが。

英国のEU離脱に向けた協議も加速、合意は不透明

英国首相のBoris Johnson氏の動向についても取り上げます。

EU英、離脱協議加速で合意 月末までの合意は依然不透明
10/12(土) 4:39配信 ロイター

 [ブリュッセル 11日 ロイター] – 欧州連合(EU)は11日、英国のEU離脱(ブレグジット)期限が月末に迫る中、離脱協定案を巡る合意に向けて今後数日踏み込んだ協議を行うことで英国と合意したと明らかにした。

 EUのバルニエ首席交渉官と英国のバークレイEU離脱担当相は同日朝会談し、「建設的な」話し合いだったと評価した。

 欧州委員会は会談後に発表した声明で、双方が今後数日協議を加速させることで合意したと表明。争点となっているアイルランド国境管理を巡る「バックストップ(安全策)」については、EU側の立場に「変更はない」とし、月末の期限までに状況が打開できるかどうか依然不透明感が残った。

 前日行ったアイルランドのバラッカー首相と会談で合意に向けた道筋が見いだせるとの見解で一致したと述べていたジョンソン英首相もこの日、合意が「成立したわけではない。道のりはまだ長い」と述べた。アイルランド国境を巡る記者団からの質問には応じなかった。

 その上で「必要に迫られれば、英国は合意なしで離脱する用意がある」と再表明した。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000015-reut-eurp

米中ネタがどんどん下方に追いやられていくな。まあ英国の離脱も今月末に迫っているし重要ではあるが。

有能さんは、中国との合意については賛成ですか?反対ですか?

私が特定の事案について賛否を述べることはありませんが、中国との最終的な合意を目指すトランプ氏の姿勢には変わりがないという認識です。関税の引き上げ延期については選択肢の1つとされていました。また、話題としてあまり目を引くことがなく、読者にとって満足できる内容ではないという皆さんの意見も考慮しています。

ぶっちゃけ米中合意なんて報道記事誰も読みたがらないよな…。あっそうよかったねで終わる内容というか。どうせまたすぐ対立するに決まってるという今までのパターンの踏襲のようにも思えるしね。

Johnson氏とアイルランド首相のVaradkar氏との話し合いにより合意への道は開かれていますが、合意成立までには時間がかかるものと思われます。今月末の期限までに何らかの進展がみられるかが焦点となります。

世界経済にとっては悪材料のオンパレードだよね。トルコ制裁なんて話になったらトルコに進出中の米国企業も被弾することになるし、英国が合意なき離脱に踏み切れば欧州情勢がパニック状態になる。今中国と一部でも合意しておくことで米国の株価対策をする考えには賛同するよ。

トルコと中国って、仲はいいんでしょうか?

調べてみたら「ウイグルの人々は幸せに暮らしている」とか訳の分からないことをエルドアン大統領が言っていたようだな。こりゃだめだ…。トルコは中国と仲良しこよしってわけだ。

結論は第3段階の合意まで持ち越される

ネットユーザーは、アメリカが撤退したせいで軍事バランスが急変してる、経済で戦争する気かと言ってます!トランプ大統領の考えは分からないって。その一方で、ジーソミアを破棄しようとしてる国にも制裁をお願いします、と言っている人もいました!

ある意味トランプにとっても想定外だったかもね。米軍撤収という自身の一大プロジェクトの第一歩となるシリア撤収でここまで世界がおかしくなるというのは。米軍撤収計画をあきらめさせるための見えざる手が動いているような印象を持った。

最後にこちらの記事を提示します。

米中、通商協議で部分合意 農産物や為替など 対中関税見送り
10/12(土) 4:35配信 ロイター

 [ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、米中が「第1段階」の通商合意に達したと発表し、前日から2日間の日程で行われていた両国の閣僚級通商協議が部分合意に達したことを明らかにした。

 今回の「第1段階」では中国による米農産品の大規模購入のほか、一部の知的財産権、為替、金融サービスの問題などについて合意。さらに米国は15日に予定していた対中制裁関税引き上げを見送る。

 トランプ大統領は中国の劉鶴副首相との会談後、両国が基本合意し、貿易戦争の終結に近づいていると言明。今回の合意の文書化には最長5週間の時間を要する見通しで、チリで11月に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の習近平国家主席と署名する可能性があると述べた。

 今回の合意は両国にとって素晴らしいとし、とりわけ為替問題を巡る合意は多大な恩恵をもたらすとの認識を示した。一部の知的財産権や技術移転を巡る問題については進展があったものの、「第2段階」でさらに踏み込む必要があるとした。

 第1段階の合意に署名後、第2段階の交渉を開始し、その後「第3段階」の合意が続く可能性があると述べた。

 ムニューシン米財務長官は、金融サービスについてはほぼ全面的な合意を得られたほか、為替相場の透明性向上についても合意したと語った。中国に対する為替操作国の認定を撤回するかどうかについては、今後精査するとした。

 また、今回の合意内容が文書化されるまで「米国は署名しない」とも述べた。

 ムニューシン長官は、15日に予定されていた対中関税引き上げの延期を確認したものの、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、12月に発動される予定の対中関税については何ら決定されていないと述べた。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000013-reut-cn

やっと出てきたwww

記事の中身を読んでも、全然興味を持たれそうにないですよね・・・。主題にしなくていいと思います!

結論は皆さんの意見にお任せします。私はここで失礼します。

しかも丸投げwww 有能さんも意外と分かりやすいね。まあ最悪の事態を想定しているというだけのような気もするけど。というわけでワトソン君、結論はお任せしよう。

ボクがやるんですか?ムチャ振りにも程があります!この後少し台風の話もしようと思ったのに、もうスペースがないじゃないですか!

ちなみに俺の注目ポイントは米国が合意しただけで何ら署名していないという部分だな。つまり口約束扱いで反故にする可能性を残しているってわけだ。中国が合意を守るかどうかを今後数週間で決めるということだね。

じゃあ、それを結論にします!

結局俺がやることになったかwww 台風の話はオフレコで聞こう。

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