GSOMIA問題は維持で決着がついたものの、米国の韓国に対する信用はすでに地に落ちたと言っていいだろう。大使公邸侵入事件は米国政府全体に衝撃を与えたが、文在寅政権があの事件に対して何の改善策も示していないということに米国側が憤慨しているようだ。在韓米軍の撤収に先立ち韓国に残っている家族についても避難訓練を行なうことを検討しているし、さらには韓国に売るはずだった最新鋭のステルス戦闘機の話もすべて白紙に戻すことも考え始めているという。
GSOMIA維持……それでも文在寅政権はアメリカに切り捨てられる!「もはや国家としての統制が取れていない」
11/25(月) 6:00配信 文春オンライン今年10月18日、韓国ソウルにあるアメリカ大使公邸に、十数人の暴徒が乱入した。暴徒の正体は、「親北朝鮮・反米」を掲げる学生グループのメンバーだ。・・・
最新鋭「F-35Aステルス戦闘機」の韓国売却は見直しか
こうした事態に、アメリカ側の危機感は大きい。
「アメリカ政府は、在韓米軍の家族さえも反米組織からの潜在的な攻撃対象となる可能性があることを認識している。すでに2017年の朝鮮半島クライシス以来、相当数の米軍家族を韓国から避難させているが、残っている家族については避難訓練を緻密に行うことを検討している」(アメリカ・インド太平洋軍関係者)
守るべきは、在韓米軍の家族だけではない。アメリカは2021年までに最新鋭のF-35Aステルス戦闘機を韓国に40機売却するとしてきたが、「同盟国の大使とその家族の生命を守る意志さえない文在寅政権が、軍事機密の塊であるアメリカの最新鋭兵器のインテリジェンスの保全ができるとは到底思えない」(同前)。
アメリカ政府はすでにF-35Aステルス戦闘機だけでなく、あらゆる分野の兵器の売却を見直す検討を始めている。
韓国軍とは命を分かち合えない
最新兵器供与の延期もしくは停止の先には、在韓米軍の撤退あるいは大幅削減がある。だが、それは北朝鮮を利することにはならないのだろうか? この疑問について、アメリカ海兵隊関係者はこう証言する。
「在韓米軍なき後、たとえ朝鮮半島有事が勃発したとしても、日本に海兵隊を展開しておけば、十分に対抗できる」
つまりアメリカ政府は、在韓米軍を撤退させることによるリスクよりも、韓国に米軍を駐留させたままにしておくことのリスクのほうが大きいと判断しているのである。
「乱入事件の後、何の改善策も示さない文在寅政権は、もはや国家としての統制が取れていない、との認識にアメリカ側は至った。警察も統制できないのに、軍を統制できるはずもない。つまり、乱入事件によって、韓国軍と命を分かち合うことに拒絶感が発生している」(前出、アメリカ・インド太平洋軍関係者)
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191125-00015742-bunshun-int
GSOMIA問題で壊れた米韓関係
韓国は、もうアメリカの信頼を失ってしまいましたね・・・。関係修復は、不可能だと思います。
GSOMIA問題で壊れたのは日本と韓国の関係ではなく米国と韓国の関係だね。取り返しのつかない関係破綻劇だったよ。エスパー国防長官が在韓米軍撤収をにおわせる発言をしたのもそうだが、それに過剰反応した朝鮮日報に対して記事を取り消せと命令したのも初めてのことだと思う。
あの記事って、結局朝鮮日報は取り消してませんよね?
してないと思うね。ああいう言われ方をされて韓国側がむきにならないはずがない。むしろさらに米国に対する疑いの目を強く向け始めるだろう。米国もならば知ったことかと避難訓練を検討し始めたそうだ。
避難訓練?どうして避難しないといけないんですか?
おそらく平時の今は逃げ出す理由がないし、いきなり本帰国すると韓国民に怪しまれるからだと思う。よって北朝鮮との有事が勃発するという前提で緊急避難という形でヘリや戦闘機を使っての脱出、その後釜山沖に停泊する空母へと家族を運ぶような流れになるはずだ。
最悪の場合だと、そうなりますよね・・・。アメリカは、もう有事の覚悟を決めてるって事ですか?
GSOMIA延長に対して北朝鮮が何か見解を示したか?そこが重要だ。延長からもう3日経つが、未だに何の反応も示してないなら北朝鮮もまた米国との有事やむなしという強硬な雰囲気になりつつある可能性があるよね。
今回のGSOMIA延長に中国は反発どころか歓迎する可能性も
中国では、アメリカの圧力があったという報道がされてるみたいです!
GSOMIA失効回避は「米の圧力」 中国メディア
11/25(月) 0:14配信 テレ朝 newsGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の失効回避について、中国メディアは「アメリカによる圧力が韓国政府に方針転換を促した」などと伝えています。
環球時報は、GSOMIAが失効すればアメリカが「在韓米軍のさらなる費用負担」などの厳しい要求を突き付けるのではといった懸念が韓国政府に方針転換を促したと報じました。また、国営の中央テレビは「韓国は日本に不満を持っているが、安全保障で依存するアメリカに逆らうことは難しかった」と分析しています。そのうえで「日韓首脳の相互不信により、この問題の根本的な解決は難しい」という見方を伝えました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191125-00000000-ann-int
中国は割と冷静だね。北朝鮮は?
見つかりませんでした・・・。中国政府としては、日本と韓国が対立している方がいいんでしょうか?
その方が中国にとってはいいだろうね。韓国との対立が深まる分中国との関係は強まっているというのが今の日本の状況だからな。香港のデモ隊に韓国の学生が味方し始めてからその傾向はさらに強まりそうな気配だ。
韓国は、中国の味方ではないんですか?
昨日話してた中国軍とのホットラインがどうのという話はどうなった?むしろ俺が聞きたい立場なんだけど。
10月に、中国との間で5年ぶりの国防戦略対話をやったそうです!その話が、少し誇張されて広まったんだと思います。ハンギョレで、報道されてました!
韓中国防戦略対話5年ぶりに再開…ホットラインの追加設置など協議
10/22(火) 12:17配信 ハンギョレ新聞パク・ジェミン国防次官が出席、国防長官相互訪問など協議 THAAD配備後中断された両国の軍事交流の正常化を加速化 中国の魏鳳和国防部長「韓国は重要な隣国」 中国で香山フォーラム開幕、「中距離ミサイル、地域の安保を損なう」
韓国と中国の国防戦略対話が5年ぶりに再開された。パク・ジェミン国防部次官は21日、北京で邵元明・中国連合参謀部副参謀長(中将)と会談し、両国の軍事交流案などを協議した。2011年に始まった韓中国防戦略対話は2014年まで定期的に開かれてきたが、在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配置の影響で両国関係が冷え込み、中断された。
同日の対話で、両国は国防長官の相互訪問や海・空軍間のホットラインの追加設置、災害救護協力の推進など、国防交流および協力をさらに発展させるために努力することにしたと、国防部は伝えた。現在、韓中の間には韓国第1中央防空統制所(MCRC)と中国北部戦区間のホットラインが設置されているが、これに加え、韓国第2中央防空統制所と中国東部戦区間のホットラインの設置に向けた協議が進められている。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00034718-hankyoreh-kr
なるほど。ホットラインはすでに存在しているがそれを増やし、さらにはTHAAD問題以降中断していた両国の関係を復活させようというような話か。
一部では、中国と韓国が防衛協定を締結するんじゃないかって言われてて、そうなると完全に中国側に行く事になりますよね?
防衛協定?不穏当な単語が出てきたな。それだと日米韓に中国が加わることになるが。
韓国は、日米との関係を維持しつつ、中国との関係強化に動く気がします!中国にとっても、韓国が日米側にいた方が、日米の情報を入手できますよね?
いやまあGSOMIAは機密情報の漏洩を防止するための仕組みであって、韓国が中国に機密情報を流すことも当然許されないんだが。まあ韓国は守らないだろうね。GSOMIA維持により引き続き日米の機密情報にアクセスできることが決まったから中国にとっては願ったりかなったりかもしれない。
やっぱり!だから、中国はあまり怒ってないんだと思います。1番怒ってるのは、キム委員長だけど、中国が怒ってないならいまいちですよね・・・。
もし中国と防衛協定が結ばれるようなら米国は米軍を即日で引き揚げそうだがなwww 韓国が中国の一部になる、のび文がチャイアンファミリーの一員になるという話と何も変わりがない。のび文がトラえもんの道具をこっそり持ち出してチャイアンに渡すという状況が発生しかねないよ。
最悪の状況ですね・・・。ボクも、事実じゃないと信じたいです!
結論:米国が韓国から足抜けするのは一層困難になっている
ネットユーザーも、同じ事を心配してます!韓国への最新兵器輸出は、中国側へ筒抜けになるんじゃないかって。韓国側から不愉快な記事が出てきてるし、日米にとっても必要ない物を外交カードとして残してしまった、防衛費増額と在韓米軍の撤収議論も継続される、という雰囲気です!
米国がGSOMIAに固執したのは防衛費交渉を受け入れさせるためという見方もあるが、在韓米軍撤収の方針がある中で国際世論をどう説得的な雰囲気に持っていくかで苦心しているような印象があるね。クルドでさえあそこまで批判を受けた。
クルドは同盟でもないのに、アメリカ軍を撤収させるだけで、大騒ぎになりましたよね?
しかもクルドへの侵攻を始めたトルコもまた米軍の兵器に依存していたからな。文春の記事の続きに書かれていることだ。西側同士の争いだったから米国が圧力をかけることでやめさせることができた。ところが北朝鮮には米国は武器を提供していないし逆に制裁をかけているような状況だ。
えっ?じゃあ、北朝鮮を止める方法がないって事ですか?
そういうこと。事態はクルドの時よりもはるかに深刻だよ。それだけに韓国を見捨てるという壮大な計画は慎重に進めなければならないが、エスパー国防長官がうっかり口を滑らせたこともあり頓挫しかかっているという状況だ。米国にとってはマイナスでしかないね。
エスパー国防長官って、やっぱりホントはアメリカ軍を維持したい派なのでは?わざと紛らわしい言い方をして、韓国側を過剰に混乱させた気がします!
韓国だけに圧力をかけてくれたことは感謝したいが、その結果がこれでは何となく頼りにし切れない面はあるよね。とにかく北朝鮮の意向が重要だ。GSOMIAと北朝鮮に関する報道がないかをしらみつぶしに探してほしい。
黒井さん、分かりました!
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