2017年の北朝鮮との緊張が高まっている時期に、韓国に在住する米国民に対して疎開令を出すことを検討していたという。トランプが国家安全保障チームに対して自ら提案したそうだ。在韓米軍の兵士のみを残し家族は同伴させるべきではないと元陸軍副参謀総長も述べている。これらの話が事実でかつそれがあっさり公開された背景を推測すれば、米国はすでに在韓米軍撤収の方針を確定させていると判断すべきだろう。韓国の意思ではその動きを阻止できないことを意味するわけだ。ワトソン君は信じたくないようだが。
「トランプ大統領、2年前に韓国で米民間人疎開令を考えていた」
12/11(水) 7:50配信 中央日報日本語版トランプ米大統領が就任初期に米朝間の緊張が高まった当時、韓国に居住する米国民間人疎開令を出すことを望んだという証言が出てきた。こうした内容は最近、米朝関係が再び悪化しながら注目されている。
この内容は、CNN放送で国家安全保障および対テロリズム専門家として活動するピーター・バーゲン氏が10日(現地時間)に出した新刊『トランプと将軍たち:混沌の費用』に記述されている。
これによると、トランプ大統領の該当発言は2017年9月初めに出てきた。FOXニュースを視聴していたトランプ大統領は国家安全保障チームに「米国の民間人が韓国を離れることを望む」と語った。
当時トランプ大統領が視聴したニュースには、4つ星将軍出身でトランプ大統領の国家安全保障顧問として知られていたジャック・キーン元陸軍副参謀総長が出演した。キーン元副参謀総長は米国が軍事行動をすることができるという強い警告を北朝鮮に送るには「在韓米軍の家族を韓国に送るのを中断し、家族同伴なく軍人だけを送るべき」と主張した。
「疎開令」発言を聞いたホワイトハウスの高官はトランプ大統領を引き止めた。「攻撃する準備、戦争をする準備ができているという信号を送りたいのなら、韓国の株式市場を崩壊させることを望むなら、70年余りの同盟を捨てたいのなら、そのようにするのが正しい」と伝えたのだ。それでもトランプ大統領は「そのようにすべき(Go do it!)」と言って考えを変えなかったと、バーゲン氏は伝えた。
これを受け、国防総省の官僚はパニック状態となった。米軍が同伴家族なく韓国に駐留するのは、北朝鮮に戦争の可能性を示唆するように映るからだ。ホワイトハウスのジョン・ケリー秘書室長が「これは本当に複雑な問題だ。これについて検討する時間が必要だ。そうすれば他の選択肢を提示する」と大統領を説得した。トランプ大統領はその後、自分の考えを取り下げたという。
この本は、米国と北朝鮮が戦争の危機まで迎えたが、2018年2月の平昌(ピョンチャン)オリンピックを契機に転換点を迎えたと伝えた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮を五輪に招請し、開会式で南北が合同入場するのを見たトランプ大統領は、これを危機打開の機会と考えたということだ。
一方、トランプ大統領は2017年4月中旬、ホワイトハウスで開かれた北朝鮮関連のブリーフィングでも韓半島(朝鮮半島)問題に対して無神経であることを表した。北朝鮮に関するブリーフィングを受けて北朝鮮の夜を撮影した衛星写真を見た際、夜にも明るい中国と韓国の間の真っ暗な北朝鮮地域を見たトランプ大統領は「この部分が海か」と尋ねた後、「ソウルはなぜこのように北朝鮮と近いのか。彼らは移らなければいけない」と繰り返し語ったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000006-cnippou-kr
疎開令の話が表沙汰になる時点で尋常じゃない
黒井さんが言ってた話って、これですか?
そうだ。2017年に米国と北朝鮮が緊張状態にあった時に、韓国在住の自国民を疎開させるべきじゃないかとトランプが国家安全保障チームに提案したという話だ。こんな話が表に出てくること自体が尋常ではないと思うね。
確かに・・・。韓国としては、受け入れられないですよね?
だが愛国日報はあっさりと報道した。それがあたかも過去の話であって、今はそうではないと信じたいかのごとくにだ。少しでも報道をためらえばそれが今も変わらない事実じゃないかという疑念を持たずにいられなくなることを分かっているのかもしれない。
えっ?今も変わってないのでは?北朝鮮が、IBMの実験を再開したら、韓国は危険です!
いや“IBM”の実験自体はしたという話だけど。発射実験はまだだがな。万が一今年末のデッドラインを越えてIntercontinental Ballistic Missile、つまり大陸間弾道ミサイルを発射した場合は即座にこういう状況になってもおかしくないね。
じゃあ、中央日報さんが報道したのは、仕方なくですか?
トランプのことを知るには、トランプの近くにいる人達が出した書籍を読むのが必須と考えているのかもしれないね。12月10日に出たばかりの”Trump and His Generals“という書籍に早速目を通したわけだ。
研究熱心なんですね・・・。中央日報さん、気持ちは分かるんですけど、トランプ大統領は撤収するし、韓国の株式市場が崩壊しても、別にいいと思ってます!
まじでそういう雰囲気だよね。だがそれこそが北朝鮮にとっては決定的な圧力になるとトランプは考えているわけだ。勝負師だよ。その勝負師にタフネゴシエーターと言わしめた茂木外相とは一体何者なのかが気になっている。
在韓米軍撤収は韓国の都合だと言って聞かないワトソン君
急に茂木外相の話になりましたね(笑)
いや気になるだろ!日米FTAだか貿易協定だかが間もなく締結されるという中で、一体どういう交渉をしてトランプから合意を勝ち取ったのかとか。まあその話は今はいいか。
ボクは、どうして70年間の同盟を捨てる事ができないのか、その方が不思議です!韓国はアメリカの事を捨てようとしているのに、アメリカが邪魔してるみたいに聞こえます。
韓国は捨てようとしてないだろww 文在寅も結局はGSOMIAの延長という結果を受け入れたし米国に見放されるのが怖いんだよ。だから在韓米軍が撤収するとすれば100%米国の都合によるものだ。それだけは国防権限法の例外事項からも明らかだ。
物事に100%はない、って言いませんでしたか?
ならば“99%”と言おうか。在韓米軍撤収は99%米国の都合で実施される。韓国が米軍を追い出すというシナリオは皆無に等しいだろう。なぜならば米国は米国の国益に沿ってのみ動くからだ。南ベトナムから、フィリピンから、そしてシリアから米軍がいなくなったのも全部国益のためだと思う。
ムン大統領の方針に、トランプ大統領が共感したんだと思います。ムン大統領じゃなかったら、トランプ大統領はアメリカ軍の撤収を言い出してない気がします!
分かった分かったww 文在寅が追い出したことにしたいなら勝手にすればいい。だが現実は違う可能性が高いことは受け入れよう。ワトソン君は信じたい現実だけを信じればよろしい。
実際問題として状況は確実に2年前へと戻りつつある。米国務省が中心となって安保理招集をしながら北朝鮮への警告メッセージを発しているからだ。
「失うものはない」という北朝鮮に「失うということがどういうことか教える」という米国(1)
12/11(水) 10:52配信 中央日報日本語版北朝鮮に対する「最高の関与(maximum engagement)」に没頭した米国が11日(現地時間)、国連安全保障理事会会議招集を通じて「最高の圧迫(maximum pressure)」に戻るかもしれないという信号を送った。2年近く「敵との同床」状態を維持してきたドナルド・トランプ米国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の忍耐が衝突するかどうかは北朝鮮の「クリスマスプレゼント」にかかっている。
米国が北朝鮮に関連して安保理を招集したのは、2017年12月22日北朝鮮の長距離ミサイル「火星15型」発射に対応した北朝鮮制裁決議2397号採択以降、約2年ぶりだ。米国務省は10日(現地時間)、「最近のミサイル発射と北朝鮮の挑発拡大の可能性を含む、韓半島(朝鮮半島)の最近の事件を考慮した」とその招集理由を明らかにした。韓半島の最近の事件とは、今月7日に北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)エンジン燃焼実験場で行ったという「重大な試験」を意味する。
短距離ミサイルだけではなく、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射試験など北朝鮮の戦略挑発まで事実上黙認して「私は金正恩と関係が良い」と自慢することに忙しかったトランプ大統領が東倉里試験で動いたところは理由がある。外交消息筋は「北朝鮮は今回の試験結果が『戦略的地位』をもう一度変化させるのに重要な作用をすることになると発表したが、この表現は北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験に関連してのみ、主に使ってきた点に注目しなければならない」と話した。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000023-cnippou-kr
そうですか?記事を全部読む限りだと、「失うということがどういうことか教える」というセリフ自体は、中央日報さんの創作みたいですけど・・・。
まあそうだな。(2)まで続けるほどの記事ではないね。それが言いたかったがためにここまで内容を薄く引き延ばしたのかもしれない。
「失うものはない」という北朝鮮に「失うということがどういうことか教える」という米国(2)
12/11(水) 10:52配信 中央日報日本語版・・・
北朝鮮の挑発に対抗した米国の安保理招集は、「失うものがない」という北朝鮮に「失うということがどういうことか教えてやる」という実力行使の脅しともいえる。金委員長がこれに対しICBM級衛星打ち上げなど高強度挑発という「クリスマスプレゼント」で応酬するという懸念がある。ただし、それでも米朝間の正面衝突様相につながっていくかどうかに対しては慎重な見方が多い。トランプ大統領に出口を開ける挑発で包装するならばこれを避けることもできる。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000024-cnippou-kr
朝鮮戦争の最終決戦で米国は前例のない歴史へと突入か
トランプ大統領は、ムン大統領の気持ちを理解して、アメリカ軍を撤収するんです。トランプ大統領が一方的に撤収するというよりは、ムン大統領に共感したから撤収するんだと思います!
上の2つの記事は無視か?米国務省が動いたとなればトランプも座視はできないはずだが。ポンペオ国務長官も万が一IBM発射実験があったとなれば容赦はしないだろう。記事にあるとおり北朝鮮の発射は年明けじゃなく年内かもしれないしね。
それでも、トランプ大統領は、撤収を決めると思います!
米国の都合でな。家族をすべて韓国外に逃がし、兵士だけを平沢に駐留させて人数も縮小し、来たる有事に備えるかもしれない。ベトナム戦争の時には終戦宣言を経て在韓米軍の大部分を撤収させたが、今回は終戦宣言もないまま部隊の一部と家族だけを撤収させて有事に突入するだろう。米国にとっても前例のない歴史を歩もうとしている可能性がある。
えっ?じゃあ、アメリカ軍の完全撤収は、もうなくなったんですか?
おそらく今からそれをやろうとしても時間が足りない。加えて米国防総省がすでにやる気満々で、エスパー国防長官も中距離ミサイルの韓国配備を画策しているよね。在韓米軍の完全撤収シナリオはGSOMIA延長で消えたと考えるのが自然だろう。まあ在韓米軍がいるからといって韓国が安全かというとそんなことはないがな。だから俺は”平沢基地”の単語を強調したい。
じゃあ、やっぱりソウルは・・・。日本の地方銀行が、みんな撤収しましたよね?
まあそういうことだね。ここ1~2カ月の米国の動きやGSOMIA延長を踏まえての分析結果だ。最悪の場合、北朝鮮軍をおびき寄せて…これはやめておくか。想像でしかない。
どういう意味ですか?
まあ何というか、ソウルに建てられたマンションって比較的窓が小さいよね。いざとなればコンクリートの要塞にでもできそうだ。軍事専門家にはあの整然と建てられたコンクリート群が何か別のものに見えてくるかもしれない。今回はこれくらいにしておこう。
続きはオフレコで、教えてくれますか?
気が乗ればな。とりあえず締めよう。韓国はすでに決められたシナリオに沿って情勢が動いていることを理解しながら後悔するがいい。もはや手遅れだがな!
韓国の皆さん、このままでいいんですか?嵐がすぐそこまで迫っています!
日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!
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