アメリカと中国が合意したんですけど、単なる合意で関税の発動を先送りしただけで、合意文書への署名はまだみたいです・・・。アメリカ政府は、アメリカの製品を中国が2年間で22兆円買ってくれると言ってるんですけど、中国は具体的な購入目標は決めてないとか。合意文書への署名は、ホントに実現できるんでしょうか?
中国、米からの輸入を2年で22兆円増へ…米中「第一段階合意」
12/14(土) 23:40配信 読売新聞オンライン【ワシントン、北京】米政府は13日、中国が米国から農産物などの輸入を今後2年間で2000億ドル(約22兆円)増やすことで同意したと発表した。米中貿易協議の「第1段階」と呼ぶ部分的な合意の一環で、2大経済大国が続けてきた激しい対立にひとまず、歯止めがかかった。ただ、中国の過剰な産業補助金といった構造的な問題は先送りされており、対立再燃の懸念は残っている。
米政府によると、中国は、農産物のほか、工業製品とエネルギー、サービスの計4分野で輸入を拡大する。このうち、大豆や豚肉などの農産物は、年500億ドル(5・5兆円)の購入を目指すという。一方、中国政府は13日、米農産物などの購入を大幅に増やすことは認めたものの、具体的な内容は後日発表するとし、規模や金額は明らかにしていない。
今回の合意を受け、米中両国は、15日に予定していた新たな制裁・報復関税の発動を見送る。米国は、中国の輸入拡大の見返りに、発動済みの追加関税のうち、15%を課している約1200億ドル分は7・5%に下げる。残りの約2500億ドル分の税率は25%のまま維持する。中国は米国が実施する関税削減に応じて対米報復関税を引き下げる考えだ。
米中両政府は今後、合意文書の署名に向けた手続きを進める。ロイター通信によると、米国は来年1月前半にワシントンで合意文書に署名することを目指している。関税の引き下げは署名から30日後となる方向だ。
一方、自国企業への過剰な補助金支給といった中国の構造問題に加え、米国による中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の排除など、解決が難しい懸案は「第2段階」以降の協議に先送りされた。今後の交渉で米中対立が解消に向かうのか、なお見通せない状況だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00050330-yom-int
合意文書への署名自体は年明けに?大丈夫なの?
いいね。2年間で22兆円。いい数字だ。2.22ってことだろ?
それは関係ないと思います(笑) でも、中国がホントにそう約束すれば、いいです!
というかまだ合意しただけで、合意文書への署名式自体は年明けに先送りされてしまったわけだな。本来ならば先月中旬のチリでのAPECで署名式までやるつもりだったんだろう。
確かに!その時から、2カ月以上も先送りされてしまいますね・・・。署名がまだなら、合意も保護にできると思うんですけど、大丈夫なんでしょうか?
保護?反故の間違いじゃない?
すみません、それです(笑)
なぜ読み方を知りながら誤変換をするんだよwww
言葉の響きだけ知ってて、漢字が分からなかったんです!
まったくワトソン君はww まあ確かに合意文書の署名が1月前半ということになれば、11月中旬の予定だった署名式からは2カ月弱経過してしまうことになる。12月中旬にたまたま関税の発動予定日が設定されていたから何もかも解決したように見えるけど、まだ油断できないね。
中国は、農産物の購入量を決めたくないので、合意もしたくないような気がします!
米国としては2年間で22兆円の購入量、しかも農産物に限らず工業製品やエネルギー製品にサービスまでもを含めて購入してくれることで合意したつもりなんだよな。これがトランプが求めていた第1段階の合意だという話だった。
中国が、その内容でホントに納得してるかどうかは、分からないです。中国は、合意したフリをして、署名式は先延ばしにする気がします!
やっぱり第3弾までの関税撤廃も必要?最悪中の最悪は回避した?
まず関税の即時撤廃という約束がなされてないよね。蓋を開けてみれば第4弾の関税のみが緩和されて第3弾以前はすべて元のままだ。この内容で合意文書に署名してしまったら習近平は末代まで罵られる可能性もある。
関税そのものが、中国経済を悪化させてるんですよね?第3弾までの関税も解除されないなら、合意する意味がない気がします!
だがそこは中国も迫りくる危機を当面の間避ける必要があったから、12月15日の直前になって米国の案を飲むかのように見せかけて合意にこぎ着けたと。何としてでも中旬の関税だけはやめてくれと懇願したかもしれない。
アップルさんに、影響が出ると分かったので、やめたような気もします。
米国側の事情としてはそれだね。だが中国としてはむしろそれは歓迎される事態だ。それでも合意に必死になったというのは、第4弾の関税がすべて発動すれば中国経済の破綻が決定的なものになってしまうという切迫感があったからだと思う。
確かに・・・。最悪の事態は、回避したって事ですよね?
最悪中の最悪はな。だが第3弾までが生きている以上依然として最悪の状態に変わりはない。よってそれらが解除されないことが濃厚になるなら中国は農産物の購入の約束も破るだろう。それにより米国の農家に打撃を与えることまで視野に入れているはずだ。
そうなると、トランプ大統領の再選に影響が出ますか?
間違いなくそれを狙ってると思う。来年の初旬の署名式を先送りし、購入量について折り合えないとか言い始めて延々と先延ばしをするだろうね。トランプも選挙戦真っ盛りだろうから強硬な関税政策は取れないだろうという予測の下でだ。
結論:中国は関税発動も農産物購入も署名も全部嫌がる?
トランプ大統領は、逆に再選のために、関税を発動するような気もしますけど・・・。
支持層の農家が離れるだろww 何のための合意だと思ってるんだ?支持層の農家の権益を増やすためだ。そのためには中国により多くの農産品を買ってもらうことを確約しなければならない。だが今はその確約ができてなくて、口約束だけで止まってしまっていることが問題なんだ。
でも、中国としては、関税も農産物の購入も、イヤなんですよね?だったら、合意文書へのサインもしない気がします!
今回米国が悪手だと思ったのは、関税の発動期限を無期限延期にしてしまったことだね。ファーウェイ制裁と同様に90日とかで区切ればよかったのにそうしなかった。逆に来年初頭の署名式が不発に終わればすぐにでも発動するフラグとも言えなくもないが。
ネットユーザーも、同じ事を書いてます!口約束だから実行される保証はない(ASさん)、中国の企業向けの融資やスマートフォンについては、いつ始まるのか(MDさん)、アメリカの農家は、ゼロが22兆円になるなら、歓喜の声を上げる(QOさん)、共産主義と仲良くすると農家以外の保守が離れる(CHさん)、という雰囲気です!
第1段階の合意では米国にとっては中国に大量に物を買わせるという以外の具体的な成果は見えてこないね。第2段階以降はさらに段階が細かく分かれるだろうとムニューチン長官が言ってたけど、まずは中国を第1段階合意に署名させることが最重要だと思う。
今回のことに限らず、ムニューチン長官はゴールドマン出身なこともあってやはり金儲け優先な気がするね。だが彼が一向に解任されないことから、それがトランプ政権の方針なんだと思うようにしている。まあ何にしろ重要なのは中国が署名するかどうかだ。これでトランプの求める合意が歴史的な合意になるかどうかが決まる。
習さんのサインは、どんな形かが気になります!「習」と1文字で丸く書くんでしょうか?
かわいいサインだなそりゃww 想像したら紅茶噴きそうになったwww