米国政府が中国大使館員2人を国外退去処分に  軍基地への侵入を試みたため

VirginiaのNorfolkに存在する海軍基地への侵入を図ったとして、中国大使館2人が国外退去処分となる事件が発生しています。基地へ自動車で訪問し、許可なく進もうとしたためです。道に迷ったとの容疑者の言い分は聞き入れられませんでした。この事件を受けて国務省が中国外交官に対する規制の導入を早めたとされています。

米、中国大使館員2人を国外退去 軍基地へ侵入図る=NYT
12/16(月) 9:34配信 ロイター

 [ワシントン/北京 16日 ロイター] – 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は15日、複数の関係筋の話として、米政府が米軍基地への侵入を図ったとして中国大使館員2人を国外退去処分にしたと報道した。中国外務省報道官は16日の定例会見で、国外退去処分に厳重に抗議したと表明した。

 NYTによると、2人のうちの1人は、情報部員とみられる。この2人は今秋、バージニア州の米軍基地を車で訪れ、許可なくそのまま基地内に進んでいった。消防車が行く手をさえぎるまで、車は停止しなかった。軍の警備員に対して2人は、道に迷ったと説明したという。

 この件に詳しい法執行当局者はロイターに、NYT記事の内容は正確と語った。

 中国外務省の耿爽報道官は16日の定例会見で、国外退去処分に厳重に抗議したと表明。

 「大使館員に対する米国の嫌疑は、実態をはなはだしく無視している」とし「米国に対し、誤りを正し、関連する決定を撤回し、外交関係に関するウィーン条約に則り中国大使館員の適切な権利を保護するよう強く要請する」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000016-reut-cn

侵入が起きたのは今年の9月

一難去ってまた一難。中国との合意がなされたとみるやこの事件が明るみになったと。

他のメディアでは「スパイ容疑」と書かれてるのに、ロイターは優しい論調ですね!

そうですね。こちらの件に関しては国外退去処分は15日付ですが、事件が起きたのは今年の9月とされています。約3カ月もの間なぜ報道されなかったは定かではありませんが、国務省はこの事件を受けて中国外交官に対する規制の導入を早めたとのことです。

中国外務省があれこれと言い返してるけど、微妙に歯切れが悪いのはやはり落ち度があったことを自覚してるからだろうね。情報部員が紛れているという話も事実だと思う。

中国はけしからん国じゃ。合意の雰囲気を台無しにしおったのう。厳しく取り締まらねばならんぞ。

記事に掲載されている写真が、暗い中国国旗の写真です!ロイターも、やっぱり怒ってるんでしょうか?

ここ最近記事中の写真に込められるメッセージが妙に記事内容とリンクしてて面白いよね。米中通商協議の時には中国の旗が米国の上に来るような写真が使われていた。我々もその点は工夫をしていて、韓国の記事に使うのはどれも曇り空とか荒天に近い写真ばかりだ。

米、中国大使館員2人を国外退去 軍基地へ侵入図る=NYT
12/16(月)9:34配信 ロイター

 12月15日、米紙ニューヨーク・タイムズは15日、複数の関係筋の話として、米政府が米軍基地への侵入を図ったとして中国大使館員2人を国外退去処分にしたと報道した。写真は山東省青島に掲げられた中国国旗。2018年6月撮影

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000016-reut-cn.view-000

日本とアメリカの写真については、ボクが選びました!青空で、綺麗な写真にしたかったんです。

香港もじゃない?基本的に自由主義陣営だけが青い空で、中国側の陣営には曇り空を使うようにしたい。

画像の選定については引き続き皆さんにお任せします。

中国大使館員の供述には誤りがあるとの認識

私からはこちらの報道も共有します。中国の大使館員らは英語が理解できなかったことを理由にしていますが、米国の当局側はこの説明には誤りがあるという見方です。軍基地の警備状況の把握が目的だったとされています。

中国大使館員2人、米軍基地への侵入で追放 米紙報道
12/16(月) 18:10配信 CNN.co.jp

 (CNN) 在米中国大使館の職員2人が米軍基地に侵入したとして、国外へ追放されていたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが15日、事情を知る関係者らの話として報じた。

 同紙によると、中国大使館員2人は今年9月、1台の車にそれぞれの妻とともに乗り、米軍特殊部隊などが入っているバージニア州ノーフォークの基地に入ろうとした。

 ゲートの警備員は一行が立ち入り許可を取っていないことに気付き、通常の手順通りにいったんゲートを入ってからUターンして退出するよう指示した。

 ところが車はそのまま基地内に入って走り続け、消防車に行く手をさえぎられてようやく止まったという。

 大使館員らは当時、警備員の英語が理解できず、道に迷っただけだと説明した。同紙によれば、米当局者らはこの説明に否定的な見方を示した。

 一部の米当局者は、2人が基地の警備態勢を試すために侵入した可能性を指摘。そのまま制止されなければ、中国大使館はさらに高位の情報当局者を送り込むつもりだったとの説を唱えた。

 同紙は事情を知る数人の話として、大使館員2人のうち少なくとも1人は外交官を装った情報当局者だったとの見方を伝えている。

 中国大使館は2人の追放をめぐり、米国務省に不服を申し立てたが、今のところ中国側からの報復措置はないという。

 米国務省は10月、在米の中国外交官が米当局者や教育、研究機関と接触する際に事前の通知を義務付ける新たな規制を発表した。この規制は中国が米外交官らへの規制を強化したことに対する報復措置として以前から検討されていたが、基地への侵入騒ぎを受けて国務省が導入を早めたとされる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-35146933-cnn-int

なるほどね。こういう事件があっての規制導入の早期化だったというわけか。中国政府の下手な諜報活動はむしろ米国側を警戒させるだけだったわけだ。悪手中の悪手じゃないか。

アメリカ軍の基地に侵入して、何をしようとしてたんでしょうか?

ファーウェイの通信機器でも設置するつもりだったんじゃない?知らないけど。しかしなぜ中国とは遠い位置にあるバージニアの基地を狙ったんだろうか?

世界最大の海軍基地を狙った背景については推察は不要かと思います。同基地にはNATOの連合軍も司令部を置いており、西側諸国にとっての防衛の要所とみなされています。中国のみならずロシアも情報の入手を狙っていると考えるのが自然です。

なるほど…。世界最大の基地というのは初めて知った。明らかにアジア諸国を、もっと言えば中国やロシアとの戦争を見据えた場所だよね。西海岸ではミサイルが届いてしまうし前線すぎるからな。

日本は、前線中の前線じゃないですか!

最前線だね。日本を不沈空母とした米国の戦略は正しい。それだけに日本が沈没するかのような願望を反映させている映画作品には気を付けなければならないね。

大使館員らの侵入に関する詳細な状況は明らかにされず

それは「天気の子」ですか?

どういう映画なんだ?タイトルだけ知ってたが、俺は見てないから実は内容は知らない。

ボクも見てないんですけど、沈没するそうです・・・。この話、やめます!ネットユーザーの反応を見ます。

中国大使館員は、多くがスパイなのではと8Nさんが疑ってます!米中がもし逆だったら国外退去じゃ済まない(BUさん)、戦争の準備じゃないか、日本もかつてはハワイで偵察していた(RLさん)、長期拘留した方が良かったのでは(PCさん)、という雰囲気です!

まあ確かに国外退去で基地の情報を逆に持ち帰られるリスクはあるよね。これは結局大した情報も入手できずに消防車に阻止されたということでいいのかな?

軍関係者が追跡をしばらく続けたとの報道もあり、詳しい状況は明確にはされていません。事実であれば違法行為と知りながら基地への侵入を続けたことになります。

えっ?じゃあ、やっぱり逮捕したままの方が良かったのでは?

というかこの2人って今まで拘束されてたの?国外退去になった話が今明らかになっただけだよね?

詳細な状況についてここで言及することは控えます。憶測で物事を捉えないように留意してください。続報があれば別途取り上げます。

記事を素直に読むと拘束されて即日退去とかのような気がするけど、まあ詳しい状況についてはいいか。それ自体が機密情報のような気もするからね。基地内に滞在した時間が1分なのか10分なのかでもだいぶ違うと思うし。

消防車が中国大使館員の侵入を防いだなら、「中防車」と呼んで称えるのはどうでしょうか?

意味不明な発言は控えてくれwww

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