在韓米軍の防衛費、期限切れ確定! 合意に至らず物別れに! 終わったな…

在韓米軍の防衛費、期限切れ確定! 合意に至らず物別れに! 終わったな…

17日から18日まで開催された米国と韓国の防衛費交渉が終わった。今回も合意に至らなかったことで、12月31日の期限を越えてしまうことが確定した。来年早々にも6回目の協議が開かれることになるが、合意できるかどうかは分からない。合意できない日数が増えるほど在韓米軍が撤収する確率も上昇することになるだろう。一方で米国側の雰囲気に変化も出始めている。

米軍駐留経費巡る韓米の交渉 年内合意に至らず=来年1月に6回目
12/18(水) 17:38配信 聯合ニュース

 【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める今年最後の協議を17~18日にソウルで開催した。

 韓国側は鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表が、米側はジェームス・ディハート防衛費分担交渉代表がそれぞれ首席代表を務めた。5回目となる今回の協議でも両国は合意に至らなかった。

 外交消息筋は「理解の幅は広げたが、来年1月に6回目の協議を開かなければならないだろう」と話した。

 韓米は駐留経費負担に関する特別協定(SMA)を締結し、韓国人労働者の人件費など在韓米軍維持費用の一部を韓国が負担している。現行の協定が31日に期限を迎えるため、年内に交渉を終えることを目標にしていたが、合意に至るのは難しいとみられていた。

 米国は、韓国の20年の負担額として、今年の5倍を上回る50億ドル(約5470億円)に近い金額を求めるなど、無理な要求をしており、韓国だけでなく米国内からも批判が出ている。

 現行の協定が期限を迎えればそれ以降は空白期間となるが、新たな協定が締結されるまでは、在韓米軍が自らの予算でまかなうため、直ちに問題が生じることはない。現行の協定も2月に仮署名された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000038-yonh-kr

12月の韓国危機の予定表が急激に膨張し始める

昨日の時点でダメだったと思うんですけど、再確認ですか?

念のためにな。防衛費交渉の5回目が昨日終わったが、今回もやはり不調で物別れとなったという話だ。

予定表を、見てみたいです!

ほいよ。師走らしく下旬にかけて予定が膨らんできた。

【2019年12月の中国と韓国の危機まとめ】
・12月3日:米国で韓国との防衛費交渉が再開される
・12月4日:米国と韓国の防衛費交渉が成果なく終了する
・12月4日:NATO首脳会合で中国の脅威に備える方針で一致する
・12月7日:北朝鮮が大陸間弾道ミサイルのエンジン燃焼実験を行なう
・12月9日:WTOの上級委員会の選任が拒否され機能不全になる
・12月9日:米上下院の軍事委員会が国防権限法で合意する
・12月12日:英国で総選挙が行なわれ与党が圧勝する
・12月13日:米中が第1段階の合意に達したと報道される
・12月15日:米国の対中国関税1,600億ドル分(15%)の発動が凍結される
・12月15日:茂木外相と韓国外相が10分対話を実施するも物別れに終わる
・12月15日:中国大使館員2人が米国から国外退去処分になったことが明らかになる
・12月16日:韓国と3年ぶりの貿易管理対話が実施されるも特に成果なし
・12月17日:米国と韓国の第5回防衛費交渉会議が開催される
・12月17日:米国防権限法2020が上院でも可決される
・12月18日:米国と韓国の第5回防衛費交渉会議が物別れに終わる
・12月18日:米国でトランプの弾劾訴追決議案が下院で可決される見込み
★12月19日
・12月20日:米国の連邦政府のつなぎ予算が切れる
・12月24日:日本と韓国が中国で首脳会談を実施する
・12月24日:日本と韓国が首脳会談で”クリスマス合意”を結び賠償判決解決を目指す
・12月31日:韓国の輸出入銀行のサムライ債750億円分が満期を迎える
・12月31日:WTOが決めた韓流コンテンツ無関税措置が期限を迎える
★2019年12月19日現在

アメリカ政府のイベントが多いです!アメリカ軍の防衛費、国防権限法、トランプ大統領の弾劾の3つが同時進行してます!

これらの出来事はすべてリンクしていると考えるのが自然だろうね。国防権限法の成立を阻害し韓国に防衛費47億ドルを突き付けてきたトランプを議会が邪魔だと判断し弾劾裁判で排除しにかかろうとしているわけだ。

確かに・・・。じゃあ、防衛費交渉はどうなりますか?

今年中は成果が出ないことが確定し、年明けに持ち越された。ここまでなら去年とそう変わりない展開だ。実はトランプの意向とは裏腹に今年も似たような水準で落ち着く可能性は出てきている。

防衛費47億ドルは国防権限法成立で立ち消えか?

そうなんですか?

この記事がそれを強く示唆している。平たく言うと”50億ドル?何の話?”というわけだ。

在韓米軍の駐留経費交渉 米国代表「要求は50億ドルではない」
12/18(水) 21:01配信 聯合ニュース

 【ソウル聯合ニュース】2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める韓米の交渉で米国側の首席代表を務めるジェームス・ディハート防衛費分担交渉代表は18日、米国側の要求額が50億ドル(約5470億円)ではないと明らかにした。

 ディハート氏はこの日の5回目の協議の終了後にソウルで開かれた記者懇談会で、米国の要求額を50億ドルとする報道と関連し、「私たちは調整し、折衝してきた」とし、合意する額は当初の提案とは大きく異なるとの見通しを示した。

 また「米国の要求額は50億ドルではないのか」と問われ、「そうだ」とし、交渉でやり取りしている数字ではないと述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000044-yonh-kr

この目を丸くしているディハートさんが、交渉の担当者ですか?

そう。完全にすっとぼけてるよな。今まで米国が求めてきた47億ドルという数字は国防権限法不成立を見越したものだった可能性がこれで濃厚になった。加えて予算はあるのに執行したがらない不安要素のトランプをも排除する見込みが立ったという可能性をも示唆している。

じゃあ、やっぱり黒井さんの言う通りだったんですね!国防権限法が不成立なら、在韓米軍も撤収だったのに・・・。

12月に入り急速に議会が動き始めたのは、予定表から考えればおそらく12月7日の大陸間弾道ミサイルのエンジン燃焼実験が理由だと思う。12月早々に実験を開始してしまった北朝鮮のミスとも言えるが、GSOMIA破棄失敗の時点でそれは避けられない道だったんだろう。

もし北朝鮮が実験を再開しないで、最後まで交渉するフリをしてたら、違った展開だったんでしょうか?

かもね。何とも言えないけど、北朝鮮側でも再び自由朝鮮勢力が動き始めたんじゃないかという噂もあるし金正恩とて安心してはいられない状況だと思う。食料が不足しているという報道も散見されるけど、焦りがないとは言い切れないね。

じゃあ、北朝鮮は追い詰められてしまいましたね・・・。ジーソミアも維持、アメリカ軍も維持なら、攻め込めるとは思えないです。

トランプの弾劾訴追は北朝鮮にとっても想定外だったような気がする。おそらく日本時間19日、今日にも下院で可決されることになると思うけど、そうなればトランプはしばらく弾劾訴追への対応で手一杯になるだろう。年明けからは軍産複合体が事実上の米国政府になるかもしれないね。

結論:何が日本にとって最善の道かを考えることが最優先

最悪の展開ですね・・・。トランプ大統領も、ムン大統領も、失敗してしまったんでしょうか?

別に最悪ではないと思うけどww むしろ日本にとってはその方がいいとさえ言える。在日米軍の撤収もやはり当面はなくなったし、北朝鮮との有事が始まれば韓国も経済どころではなくなる。何しろ朝鮮戦争の再来だからな。日本が米国を後方支援しつつ逆に大きく経済を発展させることが可能になるんだ。

ボクにとっては、ムン大統領が理想を貫けなくなるのが、最悪です!韓国が北朝鮮に吸収されて、日本との関係がなくなるのが理想です!

どちらにせよ韓国の混乱は免れないと思う。トランプは弾劾訴追されるとはいえ上院を握ってるから罷免の可能性は低い。トランプが健在なうちは韓国軽視の姿勢は変わらないだろうから、議会を無視する形でトランプと国防総省だけで北朝鮮有事プランを進める可能性も想定される。在韓米軍の撤収も3つの例外を用いて実現させることができるしね。

議会が意地悪なのは、分かったんですけど、上院だけは信用していいんですか?

いやまあ単なる予想にすぎないから。上院がトランプを裏切って史上初の罷免された大統領になるかも分からないし、未来のことはあくまでも推測と想像でしかないよ。どのシナリオが日本にとって最良なのかを考えておくことが大事だ。

今年中に結論が出ないまま、新年を迎えるのは、ちょっとモヤモヤしますね・・・。でも、日本と韓国の関係がなくなる事だけは、変わらないと信じたいです!

そこは多分変わらないと思う。米国にどうすることもできない問題は解決されない。議会が何か言ってくるかもしれないけど、議会は何とか決議を出すことしかできないし日本と韓国のことに口出しすることは基本的にできない。今年も残り2週間を切ったけど、最後まで何が起こるかを注意深く観察しようと思う。令和初の元旦を清々しく迎えることが今の我々の課題だ。

韓国の皆さん、日本は令和時代で復活します!韓国とはもう関係がなくなるし、助けることもありません!さようなら!

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