韓国株の来年の見通しについて、外資金融と韓国金融で意見が真っ二つに割れている。珍しく韓国側の方が悲観的な見通しを立てている。米中貿易戦争の影響をぬぐい去れないというのが主な理由だが、それに加えて世界最大の時価総額となったサウジアラムコがMSCIに新たに編入されることで再度外国人投資家の連続売り越しが始まるんじゃないかと恐れていることが分かった。
米中1段階合意の効果長続きしない…「KOSPI、来年4-6月期から調整局面」
12/17(火) 9:52配信 中央日報日本語版先週米中貿易交渉1段階合意のニュースにKOSPIが1%以上上がった。だが依然として不確実性が散在しており、来年の韓国証券市場は甘くないだろうという見通しが出てきている。
キウム証券のソ・サンヨン研究員は16日、「景気鈍化への懸念と米中2段階交渉の不確実性から韓国証券市場は来年1-3月期をピークに下落するだろう」と分析した。1段階合意でグローバル心理指標が改善された点は短期的に韓国証券市場に好材料だが米中交渉の不確実性が再び浮上する来年4-6月期以降から韓国証券市場が調整に入るだろうという話だ。
ソ研究員は1段階合意内容を見ても米国の対中関税撤回は市場の期待ほど熱くないと説明した。彼は「昨年課された2500億ドル規模の中国商品に対する25%の関税率が維持され、9月に課された1200億ドル相当に対する15%の関税を7.5%に下げるのにとどまった」と強調した。全般的に双方が難しい問題を先送りする程度にとどまり、今後中国が米国製品購入などを控える場合、米国がすぐに関税を課す余地が非常に高いという点で不確実性が残っているということだ。
KB証券のキム・イルヒョク研究員も「トランプ大統領が2段階貿易交渉を大統領選挙に活用する計画のため大小の衝突が来年にも続くだろう」と分析した。もうひとつの不確実性ポイントである英国のEU離脱問題に対しても「来年1月31日までに『順調な』英国のEU離脱に合意しても新たな貿易交渉と未来関係設定を来年末までに終わらせられるかは未知数」と明らかにした。
関税撤回程度にとどまった1段階合意に比べ2~3段階合意は難易度が高く、グローバル景気回復のような大きい成果にまで続くかも未知数だ。有進投資証券のイ・サンジェ投資戦略チーム長は「米国と中国が互いに譲歩できない問題ある知的財産権と技術移転強要、中国の補助金支給禁止など2~3段階貿易交渉は合意するのが容易でない。したがって1段階合意が最終署名に達するまでも不確実性がある中で2~3段階交渉の妥結を期待するのは難しい」と説明した。イ氏は「1段階合意が来年の世界経済成長拡大の条件を充足するためには貿易紛争再発の懸念が完全に解消されなくてはならないが、これに対する追加確認が必要だ」と付け加えた。
一方、時価総額基準で世界最大企業になったサウジアラムコが17日にMSCI新興市場指数に編入されると発表され韓国証券市場から数千億ウォンが抜け出るだろうとの見通しも出ている。KOSPIが下落圧力を受けることになるということだ。最近MSCI新興市場指数に中国A株が追加編入され韓国証券市場では21日連続で外国人投資家の売り越しが続いた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000019-cnippou-kr
外資金融が手放しで称賛、むしろ韓国金融が警戒する状況
韓国株って、話題にならない時に限って、上昇してませんか?
そりゃ上昇したら面白くないからな。普段は俺が意図的に無視しているww
というか何もなければ上昇するのが株であって、だからこそ暴落とか急落がニュース性を持つわけだ。今回はその急落を韓国がむしろ警戒しているという話だね。
そうなんですか?
ここ最近外資金融が韓国株を手放しで賞賛し始めてるんだよ。少し前にゴールドマンの記事を取り上げなかったか?それだけじゃない。BNPパリバやモルガンスタンレーまでもがこぞって韓国株が上昇すると持てはやしているわけ。あまりにも足並みが揃いすぎているんだよ。
韓経:グローバル投資銀行「韓国証券市場、来年は最高の投資先」
12/19(木) 9:07配信 中央日報日本語版今年1年不振を繰り返した韓国証券市場が来年反転に成功するというグローバル金融投資会社の見通しが相次いで出ている。これらはKOSPI指数が来年最高2350まで上昇し韓国証券市場が世界で成果が最も良い市場のひとつになるとの観測を出している。
投資銀行BNPパリバは18日、来年のKOSPI目標値を2325とした。モルガン・スタンレーは来年のKOSPI目標指数を2350と提示した。この日のKOSPI指数終値2194.76より155.24ポイント(7.07%)高い数値だ。
韓国の1株当たり純利益(EPS)増減率がプラスに反転するだろうという予測も出てきた。ゴールドマンサックスとBNPパリバは来年韓国証券市場のEPSが今年よりそれぞれ22%と29%増加すると予想した。
外資系金融投資会社は、半導体業況が回復し技術関連銘柄が韓国証券市場を牽引すると予想した。BNPパリバによると半導体景気下降局面は来年初めに終了するものと観測される。半導体在庫が減少傾向でデータセンターとスマートフォンメーカーなどの半導体需要も回復する見通しだ。
モルガン・スタンレーは「サムスン電子とSKハイニックスが年初に比べ30%以上上昇したがまだ上昇余力がある。サムスンSDIとLGイノテックなど他のハイテク銘柄も株価がさらに上がる可能性がある」と診断した。
外国人も買い優位を見せると分析された。モルガン・スタンレーは「米中貿易紛争やマクロ経済環境悪化など否定的要因はすでに指数に反映された。来年はウォン高傾向が続き韓国証券市場での外国人資金の流れが改善されるだろう」と明らかにした。
韓国証券市場に対する投資意見も上方修正された。BNPパリバ、モルガン・スタンレー、ゴールドマンサックス、JPモルガンが一斉に投資意見を「比重拡大」に高めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000013-cnippou-kr
韓国経済新聞は、特に分析はしてないみたいですね・・・。投資銀行の意見を、そのまま掲載しただけです。
愛国日報が翻訳するに値する記事だったわけだ。サムスンの役員が一斉に拘束され残すは副会長のみとなった件は一切翻訳しないにも関わらずにだ。
ホントなんですか?色んな事が起きてるのに、いきなり上昇すると言われても納得できないんですけど・・・。
この韓国金融と外資金融の見解の乖離には2つの見方があるね。俺の考えを聞いてほしい。
米国が北朝鮮の体制を転覆させて統一を進めようとしている可能性も
1つ目はこれまでも出てきたと思うが、外資金融が韓国株を売り抜けるためにわざと買い推奨を出しているという説だ。これは日本との関係が今のまま悪化し続け、米中貿易戦争も終わる気配がなく、さらには英国のEU離脱なども重なってくることを踏まえればたやすく想定できる。
問題が何も解決しないのに、株が上がるのはおかしいと思います!
もう1つは米国が北朝鮮の体制を転覆させる準備が整った説だ。ここ最近北朝鮮の体制崩壊を予期したかのような記事が相次いでいると思わないか?
えっ?それは、予想外なのでは?
奇しくも金正恩の叔父が30年の職を解かれて北朝鮮に戻ったそうだ。あの解散状態かに思えた自由朝鮮が指導者として祭り上げていたという意見もある。
日本経済は浮上の可能性! その為には中韓北からの防衛が前提だが… 敵に塩を送る特定野党・メディア「力ずくでも改憲阻止」の愚行
12/16(月) 16:56配信 夕刊フジ風雲急の東アジア情勢。北朝鮮は米国との協議が停滞し暴発寸前で、中国は人権問題で批判を浴びる。そして韓国は外交も経済も失敗し、疑惑が政権を直撃する。日本も憲法改正を含む防衛策が急務だが、国際投資アナリストの大原浩氏は寄稿で、特定野党やメディアの妨害まがいの行為があるほか、国際的な工作活動の懸念もあると指摘する。
北朝鮮と中国、韓国の危機的状況については、いよいよデッドラインが近づいてきている。
北朝鮮が米国に対して一方的に設けた年末の期限に向けて、最後のあがきのようにミサイルをちらつかせているのは、政権維持の限界を告白しているともいえる。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔父にあたる金平一(キム・ピョンイル)駐チェコ大使が、31年もの海外勤務の任を解かれ、帰国したことも気になる。金正男(キム・ジョンナム)氏の長男、金ハンソル氏とともに、体制打倒を目指す「自由朝鮮」が担ごうとしていた人物だ。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000004-ykf-int
名前も初めて聞いたし、任務を終えて帰国する事も初めて知りました!ほぼ報道されてませんよね?
妙だと思ったら名前が間違っていることが分かった。“金平一”ではなく“金平日”だ。どうりで記事が見つからなかったわけだ…。名前からすると金正男や金漢率のような主流とは外れた勢力の一角だろう。
この記事がおそらく最も詳しい。長い記事で、引用するほどでもないからざっと読んでほしい。
31年間も海外にいた「金正恩の叔父」(金平日大使)が本国に召還された理由!
12/3(火) 13:11金正恩委員長の叔父の金平日(キム・ピョンイル)駐チェコ大使が最近、大使の任を解かれ、北朝鮮に帰国したようだ。
金平日大使の離任説は今年4月頃から流れていたが、このほど韓国の情報機関・国会情報院(国情院)が確認し、国会情報委員会で報告したことで明らかとなった。
・・・https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20191203-00153466/
読んだんですけど、結局この人がキム委員長に逆らってるのかどうかが、分かりませんでした・・・。
今年の半ば頃を境に自由朝鮮の活動がぱたりと途絶えていたが、ここに来てこぞって米国勢が韓国を持ち上げ始めたという現象の背景には北朝鮮の体制転覆計画があるからじゃないかと俺は推測したわけ。
キム委員長は、カンタンには倒されないと思うんですけど、何か見込みがあるんですか?
米国内にもトランプのように朝鮮半島なんて放っておけと考える派閥と、朝鮮半島に権益を残すことに固執するマティス元国防長官のような派閥の2種類がいることはすでに分かっていると思うが、それはつまり北朝鮮の体制転覆をゴールとすることを意味するんだよ。
黒井さんがよく話題にしてる「軍産複合体」もですか?
いや、俺の考えでは違う。上のコリアレポート編集長のコラムにもCIAという具体的な組織名が出てくるんだけど、彼らはソフトパワーでの北朝鮮侵略を計画する先遣隊のようなものだと思う。去年だかに金正恩を直接狙う部隊が全員やられたとかいう報道もあったはずだ。おそらく体制を整えて再度挑戦するつもりだろう。
じゃあ、軍産複合体は、CIAが失敗した後の第2部隊ですか?
武力でもって北朝鮮を平定するのは最終オプションだね。話し合いでもだめ、裏工作による政権転覆もだめとなれば米軍が出るしかない。もっとも武力鎮圧には大きな犠牲を払う可能性もあるし簡単には決断できないという話だ。
サウジアラムコのMSCI入りで韓国から数百億円が流出か
思ったんですけど、北朝鮮って短距離弾道ミサイルを完成させましたよね?韓国全土が危険なら、平沢基地も危ないのでは?
そこは俺もよく分からない。実験段階でまだ実用化されていないという認識なのか、あるいは防衛できるという自信があるのか、もしくは防衛できるのにできないふりをして北朝鮮の攻撃を誘発するつもりなのか…米軍の考えは明確には分かっていない。その答え自体が軍事機密だと思うよ。
アメリカ本土への攻撃リスクも、ありますよね?IBMの発射実験をして、アメリカに届くとアピールするような気がします!
大陸間弾道ミサイルについては米国は本土には届かないと思っているか、仮に届いたとしても撃ち落とせる自信を持ってると思う。建前上はね。万が一防ぐ方法がないのであれば、それを公表すること自体が軍事機密に抵触するだろうから。北朝鮮はどう思ってるかは知らない。
じゃあ、ボク達が何かを言っても、当てずっぽうでしかないですね・・・。最初の記事なんですけど、外貨を売ってウォン安を防いで、それで手に入れたウォンを株式市場に投入しているのでは、とDTさんが言ってます!
ちょっとしたきっかけでも、外国人投資家は逃げ出す(TAさん)、韓国株に魅力がないことがよく分かる(KOさん)、という雰囲気です。
1つ重要な点を忘れてた。サウジアラムコというサウジアラビアの企業が最近IPOしたのは知ってると思うけど、このサウジアラムコがMSCIの指数に編入されることが決まったことで韓国株式市場から数百億円が流出するんじゃないかという話だ。記事の最後に書かれていて目立たないが重要だと思う。
そこについては、誰も突っ込んでる人はいませんでした・・・。
少し前に起きた外国人投資家の連続売り越しもMSCIに中国が組み込まれたのがきっかけだと言われていた。つまり韓国株の上昇に対して再度圧力がかかる可能性が高いわけだ。少なくとも株式指数に関する動きについては外資金融が吹聴する内容とは真逆の現象が起きていることになる。やはり安易に外資金融の主張を鵜呑みにするのは危険だね。
サウジアラムコって、すごい大きな企業なんですね!時価総額が、アップルさんの1.5倍もあるなんて、大き過ぎます!
ここ最近は環境への悪影響を懸念してかCO2がやり玉に挙げられることが増えてきてるけど、そういう中でも中東のオイルマネーは未だに顕在だと思う。調べればすぐに分かるが、中東諸国のローカル国民はまじで貴族のような生活をしてるからな。9割の出稼ぎ労働者が貧しい生活をしているからそこまで統計には出てこないけど。これからの世界を牽引していくうちの一角はイスラム教圏だと俺はにらんでいる。
中東は、ドバイ以外の都市も全部すごいですよね・・・。ボクは、緑が少ないので、ちょっと物足りないような気もしますけど。
そこは唯一の弱点かもね。基本的に砂漠だから緑は他から持ってくるか、頑張って自生させるしかないという状況だ。森が好きな人には耐えられない環境だろう。まあその話はいいや。韓国は妙な期待をするのをやめて、外資に見捨てられつつあることを受け入れるんだな!
韓国の皆さん、このままでいいんですか?嵐がすぐそこまで迫っています!
日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!
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