前回の続きだ。さて、まずは台湾へのフッ化水素の輸出量について調べようか。
分かりました!前回と同じように、数値だけ書き出してみます。
今回は演出はいらないからな。読者にはその間に愛国日報の愛国記事でも読んでてもらおうか。フッ化水素のことについてまったく触れずに愛国心を発揮しているね。まったくもってどうしようもないメディアだ。
日本、11月の韓国向け輸出額696万円…前年比99%減
12/26(木) 13:05配信 中央日報日本語版26日の日本経済新聞によると、日本財務省が発表した11月の品目別貿易統計で日本特定飲料品の対韓国輸出額は昨年(2018年)11月に比べ99.1%減少した696万円(約7380万ウォン)だった。前年同月の日本特定飲料品の韓国向け輸出額は8億169万円。
容量基準では前年同月の826万738リットルから今年11月には5万6060リットルに減少した。これは日本特定飲料品の対韓国輸出が「ゼロ」だった10月と比べるとやや増えた。
日本政府が今年7月、韓国に対する半導体・ディスプレー核心素材部品の輸出規制を始めた後、日本産特定飲料品は韓国消費者の不買運動のターゲットに浮上し、韓国市場でほとんど売れていない。9月の日本特定飲料品の韓国向け輸出は前年同月比99.9%減の58万8000円となり、10月は「ゼロ」だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00000027-cnippou-kr
まずは2019年の台湾と中国向けの数字を抜き出す
できました!
【2019年のフッ化水素の台湾向け輸出量と輸出金額の推移】
2019年1月 207829 61744
2019年2月 226412 61474
2019年3月 264545 80746
2019年4月 151135 42470
2019年5月 188789 48969
2019年6月 132199 39350
2019年7月 188783 48425
2019年8月 151249 46972
2019年9月 170181 53941
2019年10月 151486 54527
2019年11月 226931 73281
【2019年のフッ化水素の中国向け輸出量と輸出金額の推移】
2019年1月 38332 21250
2019年2月 52951 12715
2019年3月 53335 26037
2019年4月 70573 21116
2019年5月 88292 33704
2019年6月 70488 17157
2019年7月 70538 14897
2019年8月 35552 20555
2019年9月 35483 24166
2019年10月 71776 32222
2019年11月 35340 14638
よくやった!中国も同時にまとめてくれるとは思わなかった。
同じ画面で、並んで表示されていたので・・・。ついでに、やってみました。
いいね。これで両者の比較なんかも自由にできることになった。ここからは俺が見た目を調整しながらグラフ化していく作業を進めようと思う。
ボクは、グラフ化に少し挑戦してみます!黒井さんに教わった、エクセルの使い方でやってみます。
最終的にはワトソン君に使いこなしてもらいたい。そこまで難しい手順ではないからな。
台湾と中国の統計値をテーブルにして分かりやすく表示
というわけで、こういう風になった。
【2019年のフッ化水素の台湾向け輸出量と輸出金額の推移】
年月 数量 金額 2019年1月 207.829 6,174.4 2019年2月 226.412 6,147.4 2019年3月 264.545 8,074.6 2019年4月 151.135 4,247.0 2019年5月 188.789 4,896.9 2019年6月 132.199 3,935.0 2019年7月 188.783 4,842.5 2019年8月 151.249 4,697.2 2019年9月 170.181 5,394.1 2019年10月 151.486 5,452.7 2019年11月 226.931 7,328.1 ※単位:t ※単位:万円
【2019年のフッ化水素の中国向け輸出量と輸出金額の推移】
年月 数量 金額 2019年1月 38.332 2,125.0 2019年2月 52.951 1,271.5 2019年3月 53.335 2,603.7 2019年4月 70.573 2,111.6 2019年5月 88.292 3,370.4 2019年6月 70.488 1,715.7 2019年7月 70.538 1,489.7 2019年8月 35.552 2,055.5 2019年9月 35.483 2,416.6 2019年10月 71.776 3,222.2 2019年11月 35.340 1,463.8 ※単位:t ※単位:万円
あれ?さっきと表の見た目が、違いますね・・・。
実は1つ前の記事では統計値をテーブル化するのを忘れていたんだ。ただの数字の羅列になってしまった。それでも不十分ではないんだが、見た目をもう少しよくするためには表にした方がいいと判断した。
いいと思います!すごく見やすくなりました!
ところでワトソン君、これらの数字をそのままグラフ化してみたいと思うか?
グラフですか?ボクは、韓国との比較が見たいです!
そうだな。実際にグラフ化すればはっきりと分かるんだが、台湾も中国も2019年中はそこまで大きく数量も金額も変動していないんだ。輸出管理強化がされたのは韓国向けだけだから当然だわな。
じゃあ、台湾と韓国、中国と韓国を比較したグラフを作りたいです!
ワトソン君、できるか?
ムリです・・・。まだ、今はお願いします!
そうか。まあ仕方ない。来月までにはできるようにしてほしい。
台湾と比較した結果…韓国向けのフッ化水素が高騰してることが明らかに
来月までって、あと4日しかないじゃないですか!短すぎます!
4日もあれば十分にマスターできるだろう。
なるほど…。これは興味深い結果が出てきたな。ひとまず台湾との比較をしてみたんだが。
グラフが、もうできたんですか?
これを見てくれ。
早過ぎます!どうしてそんなに早くできるんですか?教えて下さい!
ワトソン君はこのグラフから何が読み取れると思う?簡単に感想を述べてほしい。
韓国への輸出金額も、輸出量も、8月以降は台湾に負けてます!台湾よりも、少なくなってしまったんですね・・・。
だがもう1つ重要な点があるね。実は金額ベースでは台湾と韓国はそこまで差がないんだ。台湾向けが7,300万円余りで、韓国向けが4,600万円余りと大差ではない。だが数量はそうではないよな。
じゃあ、やっぱり、韓国向けのフッ化水素は、値段が上がってるんでしょうか?
そうとしか思えない現象だね。韓国企業側が喉から手が出るほど欲しがっているのは分かっているし、フッ化水素生産企業側としても韓国向けはリスクがあるし手間もかかるからそれだけ請求書に上乗せしてるんだろう。これは100%合法だと思うしむしろ韓国向けは金額を10倍とかにしてもいいと思っている。
必要な書類の数が、3種類から9種類になったんですよね?単純計算で、3倍はもらわないと釣り合わないと思います!
書類の数もそうだが、何より不正に横流しされないかを心配しなくてはいけない。そのリスクを背負うとなればこの価格は適正だと思う。今回はここで一旦切り上げるが、機会を見て韓国向けのフッ化水素がkg単位でいくらなのかを他の国とも比較しながら検証したいと思っている。
いいですね!ドンドン新しい企画が生まれて、記事にも困らなくなります。
な?その方が面白いだろ?今後はこういうやり方を我々は目指していくことにしたい。当然報道の方にも目を向ける必要はあるがな。例えばチョグクの逮捕状が棄却された件とかも検証が必要だと思っている。
じゃあ、ボクはそっちをやります!黒井さんには、慰安婦合意の違憲判断について、お願いしたいです。
ワトソン君に仕事を振られたww まあいいや。任せたぞ!
黒井さん、分かりました!
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