日本ではとうとう新規感染者数が1,000人を割り込んだが、韓国は逆に増え続けて2,000人台が当たり前になった。今日は1,600人となったものの、検査結果待ち数の伸び方から今後も増え続けることが予想される。
日本は急減なのに…韓国、止まらぬコロナ感染者数 文大統領が自画自賛「K防疫」見る影もなく ワクチン種類で日韓に違いも
10/5(火) 16:56配信 夕刊フジ東京都が4日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は87人と今年初めて100人を下回った。全国の新規感染者も602人まで激減した。これに対し、9月下旬以降、厳しい感染状況が続いているのが韓国だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「K防疫」と自画自賛していた感染対策は見る影もない。
人口が日本の半分以下の韓国だが、新規感染者は9月24日に初めて3000人を超え、その後も2000人を上回る日が続いた。今月4日午前0時時点は1673人だったが、週末という要因もあり、「減少傾向に転じたか判断し難い」と聯合ニュースは報じた。
日本はワクチン接種の加速が感染減に効果を発揮したが、韓国の1回接種率は2日時点で約77%と日本の約71%よりも多い。ただ、接種完了者は約52%で、日本の約60%を下回る。
龍谷大の李相哲教授は「文政権のワクチンの調達が遅れて、2回目接種までの間隔が1カ月以上経過したと伝えられたほか、9月下旬に家族で過ごす行事である中秋節があり、国民が移動したことなども感染拡大に関係している可能性もあるのではないか」とみる。
ワクチンの種類も日本と違いがある。日本は大半が米ファイザーとモデルナ製が使われているが、韓国では、ファイザーに続き英アストラゼネカが多く、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も使われている。
4日の朝鮮日報(日本語電子版)は、野党議員の資料を元に、接種完了後に感染する「ブレークスルー感染」の30~40代の比率は、J&Jの接種者が最も高く、アストラゼネカ、アストラとファイザーの交差接種、ファイザー、モデルナの順だったと報じた。
東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は「ファイザーやモデルナ製ワクチンの感染予防効果は90%以上だが、他社製は70~80%程度に下がるといわれている。そこにデルタ株が広がり、効果低減に拍車がかかったことが感染拡大の一因なのではないか」と指摘する。
前出の李氏は「検査も当初は宗教団体や保守系の多い地域をターゲットに実施したとの指摘もある。世論はいまだに文政権のコロナ対策を評価しているのが不思議だが、科学的根拠よりも政治的な側面で動くこともあった」との見方を示した。
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マスコミには結果待ち数にも目を向けてもらいたい
こうなった理由としては2回接種率の低さ、連休中の大移動、ワクチンの種類の違いなど様々挙げられているが、やはり検査結果待ち数なる隠蔽を実行していたのが最も大きいだろう。100万人を超えた辺りからさすがにおかしいと疑う人が増え始めて、仕方なく一部を公表し始めたような雰囲気がある。
それにしても、ZAKZAKでさえも結果待ち数に一切触れないとは。韓国ポータルサイトから聯合ニュースだけ排除されてしまったのは、韓国の全メディアの中で唯一結果待ち数を毎日掲載していたからだろう。それほどまでに都合が悪い統計データを日本のマスコミにも注目してもらいたいものだが。
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