【速報】米FRB議長「インフレ軟化には程遠い。もっと利上げが必要」 ⇒ ダウ平均株価急落

【速報】米FRB議長「インフレ軟化には程遠い。もっと利上げが必要」 ⇒ ダウ平均株価急落
※画像はAIで生成されている場合があります。

【速報】米FRB議長「インフレ軟化には程遠い。もっと利上げが必要」 ⇒ ダウ平均株価急落

米FRBのパウエル議長が3月7日、米議会上院の銀行・住宅・都市問題委員会で証言に臨み、その際「インフレ軟化の動向が逆転した」と延べさらなる利上げの加速をにじませた。これを受けてダウ平均株価は前日比で急落し、-1.72%の574.98ドル安となった。

ここ数カ月パウエル議長はインフレの軟化を踏まえ利上げペースを落としていた。2月のFOMCでは市場の予測通りに0.25ポイントの小幅引き上げにとどめ、株式市場に楽観的な雰囲気が戻り資金が流入した。だが今回の証言はその流れに冷や水を浴びせた形になる。

FRBの利上げの最終的な到達点、いわゆるターミナルレートの予測は従来は5%台中盤が多かったが、最近になり大手金融機関が相次いで5%台後半への上方修正を発表している。それに応じて利上げが終わる時期も大幅にずれ込む見込みだ。

米国株の主要銘柄は総じて売り込まれ、特に年明け以降の上昇幅が大きかったTSLA:テスラが-3.15%と大きく下げた。米国株の中で最も人気があるAAPL:アップルも-1.45%となっている。債券市場でも金融政策の影響を受けやすい2年債が16年ぶりの水準にまで下落し、利回りは5.02%になった。

3月21日から22日にかけてFOMCが予定されている。この場で0.5ポイントの大幅利上げとターミナルレートの引き上げが確定すればさらに市場は不安定になるだろう。今週金曜日の雇用統計にも注目が集まる。強すぎる数字が出ればさらなる利上げの根拠となるから、株式市場では一層売り込まれる恐れもある。(黒井)

パウエルFRB議長「利上げペース加速も」 議会証言で(日経新聞)
2023年3月7日 12:27
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0718U0X00C23A3000000/

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