韓国の市民団体が3月11日、ソウルで大規模な反政府集会を開いた。その中で自称被害者の募集工問題について触れ「ユン某政権は歴史を犠牲にした」「解決策は無効だ」などと声を上げた。
またこの集会で野党「共に民主党」の代表李在明が演説し「日本企業の賠償もなく、日本の完勝だ」などと現政権を厳しく批判した。
李在明については検察により逮捕状が出されたり、元秘書室長が遺書を残し極端な選択をしたりとネガティブな報道が続いている。国会で逮捕同意案が否決されたことから逮捕には至らなかったが、日本との関係改善を優先したいユン某の意向が強く働いたものと思われる。
別の報道によれば原告は「撤回しろ、撤回しろ、撤回しろ」と反発の声を上げたという。抗議集会はソウルだけでなく南部の光州でも実施された。
コメント欄では「共に民主党が政権を奪還したら、第三者弁済を撤回して日本に謝罪と賠償を強く求めると宣言した。これで反故にされるのは確実」「将来的に肩代わりは間違いなくひっくり返されるはず」「国会では野党が多数を握ってるし、慰安婦合意の二の舞になる」と警戒する意見が並んだ。韓国では政権交代が当たり前に起こるという原則を忘れずに妙な合意を結んではならない。（黒井）
徴用工解決、ソウルで反対大集会 「被害者と歴史が犠牲に」（共同通信）
3/11(土) 20:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9414d36471fc828d8b124971e18aa38c89ef9177
