3月20日の米国株式市場はダウ平均株価が前週比+1.20%で382.60ドル高の32,244.58ドルとなった。UBSのクレディスイス買収が32.3億ドルでまとまり、日米欧の中銀当局がドルスワップ協定を通じた流動性供給の協調を発表したことから銀行危機がやや後退した。
だがファーストリパブリック銀行は未だに暴落が止まらない様子だ。S&Pが格付けを3段階引き下げたことにより、前週比-47.1%安の12.18ドルで引け上場来安値を更新した。
こうした状況は銀行によってまちまちだ。渦中となったパックウエスト銀行は+10.8%高の10.28ドルとなった一方、ウェルズファーゴは-0.28%の37.48ドルとなった。
市場の関心は3月22日に発表されるFOMCの金利に集まる。0.25ポイント引き上げの確率は71.6%、据え置きの確率は28.4%となっている。0.5ポイントは皆無だった。(黒井)
ロイター:米国株式市場=反発、金融システム巡る懸念和らぐ FOMCに注目
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