3月23日の米国株式市場は終盤にかけて軟調となった。ダウ平均株価は一時上げ幅が400ドルを超えたものの、結局+0.23%で75.14ドル高となり32,105.25ドルで引けた。
米国のイエレン財務長官が預金保護に向けた措置を講じると発言したこと、FRBの利上げが間もなく打ち切られることなどを好感し一時は反発。だが引き続き銀行株が売られ続けたことが株式市場全体に影響した。
S&P 500は前日比+0.44%で17.48ドル高の3,954.45ドル、ナスダック総合は+1.15%で+133.86ドルの11,803.82ドル。相対的に銀行株と距離のあるハイテク銘柄を中心に買いが入った。
半導体銘柄の上昇が特に目立った。エヌビディアは+2.73%で271.91ドル。NXPセミコンダクターズは+3.07%で182.04ドル。自動車のテスラは+0.56%で192.22ドル。
一方ファーストリパブリック銀行は-6.00%安で12.53ドルと続落。銀行危機が未だに鎮火できていない現状が露わとなった。(黒井)
米国株式市場=反発、預金保護巡る財務長官の発言を好感
感想
- ふざけるな (0)
- やめろ (0)
- おかしい (0)
- 許せない (0)
- 素晴らしい (0)
- 驚いた (0)