韓国の全国歴史教師の会が韓国政府の解決策をめぐり、<strong>「民主主義の根幹を棄損する」</strong>として撤回を促したことが分かった。韓国の中央日報が報道した。
この団体は2,000人ほどで構成されていて、現在独自の反日教育を準備しているという。パククネ政権時代には教科書に<strong>「自由民主主義」</strong>の文言を入れることに反発している。
ある授業資料では、生徒が募集工解決策の内容を整理した上で<strong>「自分がもし被害者ならば、国は何のために存在すると考えるか」</strong>などという作文の課題が含まれていた。
だが学習資料を配布する当事者の自治体は、政権交代以降こうした独自の教育を導入することに消極的だ。<strong>「政府の案に対してあれこれ言うことは難しい」</strong>とある教育庁関係者は話す。
こうした独自の教育を韓国では<strong>「契機教育」</strong>と呼び、教育課程にない社会的懸案や記念日について教師が任意で教えることができる。教師を止める手段がないことからたびたび論争になってきた。
政権交代により自治体の方針が変わるならば、再度左派政権に戻れば再びこうした反日独自教育を推進する方針に切り替わる可能性もある。
コメント欄では<strong>「歴史的事実のみを教えればいい話。なぜ議論する必要があるのか分からない」</strong><strong>「韓国では日本絡みのことは論理的思考が働かず、感情的な対応をする」</strong>と歴史の解釈が政治によってコロコロ変わる韓国の問題点が指摘されていた。<strong>「反日教育は特大ブーメランとなって韓国の首を絞めている」</strong>と揶揄する声もあった。(黒井)