「日中関係に極めて深刻で計り知れない影響を与える」と親中の日本側関係者 アステラス製薬幹部拘束

中国でアステラス製薬の50代社員が拘束されたことを受け、日中友好の関係筋は「中国との関係に極めて深刻で計り知れない影響を与える」と懸念を表明した。テレビ朝日やTBSなど日本のテレビ局が一斉に報道している。

これまでも何度か日本人社員が拘束されることはあったが、今回の事案は在中20年のベテランでアステラス製薬の現地法人幹部だったとの話もあり、重みが桁違いだと受け止められている。

中国に住む日本人社会にも動揺が広がっている。逮捕の理由が一切分からず、何に気を付けて生活すればいいかも把握できないからだ。

該当の社員は3月末に駐在を終えて帰国する予定だったといい、日本へ向けて出発した後に拘束されたという。20年級のベテラン社員に中国の情報を持ち逃げされると困る…と中国側が考えている可能性はありそうだ。

帰国時に逮捕されるならば、一層早く帰国の検討をしなければならないということでもある。「帰国しようとしたら逮捕」ならばもはや駐在や旅行そのものが危険になる。

「ゼロコロナが終了して人の往来が盛んになるべき時期に、こういう事案が起きたことは非常に残念。このままでは誰も中国に来なくなる」と同関係筋は話している。

コメント欄では「来年から中国行きの航空便が増えると報道されてたけど、こんな状況で誰が出張するのか」「結局何もできないから泣き寝入り」と日本人の中国との関わり方に関する批判の声があった。「カナダに対して行なった人質事件と同じ」と日本以外の国民にも被害が及ぶ懸念を示す人もいた。(黒井)

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