愛国日報こと中央日報は4月1日、日本が発動した半導体輸出規制は「韓国に影響ない?」と気にする日本語版の記事を配信した。
この記事の中で愛国日報は「今回の措置は中国を狙ったもの」と断定。日本の西村経産相は特定の国を狙ったわけではないと説明しているが、最初から信用していない様子だ。
韓国は米国や台湾、シンガポールなど日本が挙げる42カ国の中に含まれていることから、引き続き半導体製造装置を特別な許可なしに輸入可能だ。「韓国企業に及ぼす影響はほぼないと予想する」と韓国産業部の関係者は明らかにしている。
だが実際には異なる。韓国は中国に多くの半導体工場を有しているからだ。サムスンとSKハイニックスの工場に最先端装置を導入できなければ、市場価値の低い製品しか作れなくなってしまう。シェアも大幅に落とすことになるだろう。韓国に影響大ありと言える。
要するに愛国日報は嘘をついてるわけだが、そうでもしないと韓国の読者の不安を解消できないという苦しい現状が浮き彫りになっている。
愛国日報はこれに限らず度々事実と異なる願望や空想を愛国記事にしながら、韓国の愛国読者をなだめるような愛国記事を量産してきた背景がある。それゆえに日本の一部から「愛国日報」と呼ばれるようになった。
コメント欄では「韓国にも大きな影響がある。中国工場は壊滅的」と事実を指摘する声があった。「韓国に影響がないというなら分析も何も心配する必要がない」「都合のいい解釈をしたいだけ」と記事の存在意義を問うような意見もあった。(黒井)
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