【韓国経済】韓国、13カ月連続で貿易赤字 IMF危機以来の非常事態に

韓国の産業通商資源部が4月1日に輸出入の動向について発表し、韓国の3月の輸出が前年同月比で-13.6%激減したことを明らかにした。輸入は-6.4%減。

貿易赤字は49.2億ドルを記録した。去年3月から13カ月連続で赤字となったが、愛国日報こと中央日報によれば1995年1月から1997年5月まで連続で貿易赤字を出し通貨危機となった時期以来で最長。

特に半導体の輸出減少が大きく-34.5%となった。半導体の輸出が多い中国向けが-33.4%と同様に激減している。その他ディスプレイ-41.6%、石油化学-25.1%、鉄鋼-10.7%など多くの分野で影響が出ている。

中国の半導体企業SMICが最近過去最大の利益を出したという話だが、中国が韓国からの輸入をやめて国産化に切り替えたことが背景にありそうだ。そうだとすれば、中国の需要減少や経済回復の遅れが原因ではないことになる。

韓国政府はここ最近「下半期には回復」と言わなくなり、代わりに「貿易赤字改善のための強力なドライブ」「エネルギー効率改善の推進」などと抽象的で勇ましいだけのフレーズを繰り返すようになった。現実がようやく見え始めたのかもしれない。

コメント欄では「韓国の状況分析は根拠がなく、客観性が皆無で無意味な希望的観測」「13カ月連続の貿易赤字は負担。最近は外貨準備高の自慢も減った」と厳しい意見が並んだ。一方「韓国は揺るぎない自称経済大国、誰もが認めるG8で他国の世話になるはずがない」と揶揄する声もあった。(黒井)

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