中国が台湾の四方を囲んで軍事演習を開始したことが話題になっているが、中国がこのやり方に踏み切ったのは初めてではない。
中国軍東部戦区の施毅報道官は8日、台湾を取り囲む形で演習を開始したと発表しました。期間は10日まで。台湾の蔡英文総統が米国でマッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置とみられます。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom)
すでにここ数日おなじみの人民解放軍の今回の演習区域(読売新聞)。この図をもう少し広げて見ると、日本にも多大な影響がありそうなことがわかる。
図らずも、中国はこの演習区域の設定を通じて、台湾を封鎖する際の要領を垣間見せた。— Koichi ISOBE, LtGen. (Ret.) 磯部晃一 (@Isobe_koichi)
去年の8月にペロシ議長が台湾を訪問した際にも同様に四方を囲んで演習を実施した。この時は台湾を横断するミサイルまで発射し、日本のEEZに着弾したが日本政府は何の抗議もしなかった。今回も同様の展開になるのか、中国側がエスカレートしてさらなる挑発を行なうのかを注視したい。
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