米国による韓国政府の会話傍受は50年前から続いていたと判明

米国の情報機関が韓国の大統領府の会話を盗聴していた件だが、何も今回に限った話ではない。

韓国のハンギョレ新聞によると、1970年代にワシントンポストの報道により米CIAが韓国の大統領府を盗聴していたことが明らかにされた。当時の大統領パクチョンヒがパクドンソンなど在米ロビイストを通じて米議員らを買収したという衝撃的な内容だった。

NYタイムズによれば高性能な指向性電波探知機を利用することで、ガラス窓の振動で会話内容を傍受できるという。以後パクチョンヒは重要な会話は屋外でするようになった。

1978年4月にウィリアムポーター駐韓米国大使が就任した際「私が赴任する前に盗聴器が取り除かれた」と発言したという。すなわちそれ以前は盗聴していたと事実上認めたわけだ。

同様の盗聴は2013年や2016年にも明らかにされたが、韓国政府は一貫して「正確な事実関係を確認中」「同盟を揺るがすほどではない」との慎重な見解を示してきた。

韓国にとって米国との同盟関係は生命線なだけに、望まない盗聴であっても我慢して受け入れる必要があったのだろう。

コメント欄では「50年前の話より前政権の北朝鮮への内部情報漏洩疑惑をもっと追及すべき」「中国の一帯一路に乗ったり米大使を刺したりしている」「北朝鮮とのやり取りは対策済みなのか」とハンギョレにとって耳の痛い意見が並んだ。(黒井)

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