【陸自ヘリ墜落】元統合幕僚長「中国にミサイル攻撃されたらもっと粉々になっているはず」

4月6日に陸自のヘリが墜落し行方不明となっている件で、ネット上では様々な憶測が流れておりファクトチェックを迫られる事態となっている。

日本テレビの報道によれば、元統合幕僚長の河野克俊氏が「もしミサイル攻撃があれば爆発音が響くはずだが、事前にヘリを撮影していた人はそのような音を聞いていない」と否定。

またヘリの側面ドアや燃料タンクが原型をとどめたまま見つかっていることに関し「もしミサイル攻撃があったなら、それらも全部粉々になっているはず。そのままの形では回収されない」としている。

ドローン説や電波説に関しても「近くでドローンを操作する船があればすぐ分かる。宮古島にはレーダーがあり感知できる」「ヘリが操縦できなくなる電波が発射されたら管制塔や近くの船、施設などでも検知されるはず」と話した。いずれの説も根拠が薄いようだ。

だがそれらの異常な動きをレーダーで感知していても「国民に何かを隠したいから報告していない」という説に関して言及することはなかった。

コメント欄では「この空域は以前患者搬送の機体が気象の変化で空中分解している。著しい気象状況でメインローターが脱落した」「それならば爆発はしないけど、キャビンを切り裂いたかも」と恐ろしい話を書いている人がいた。中国の気象兵器説を疑う声がそろそろ出てくるかもしれない。(黒井)

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