韓国経済没落の象徴とも言える報道が出てきた。サムスンがカメラ性能で虚偽宣伝をやらかし釈明をする事態に追い込まれたのだ。
プレジデントオンラインによれば、サムスンのスマホ「ギャラクシー」に搭載されているカメラの謳い文句「100倍ズーム」が虚偽だと判明した。
サムスンは月面の画像をPRに使用したが、この画像は実際に撮影されたものではなかった。撮影した画像にAIが詳細を描き足すことで、あたかも100倍ズームで撮影したかのように見せかけていたのだ。
米テックメディアのVergeはこの件について「サムスンによる月の写真の捏造」と大々的に報じ、全米で物議を醸すことになった。米国Engadgetも「サムスンの月の写真はニセモノだ」と手厳しく批判。
このカメラ機能に関しては2020年以降に発売されたギャラクシー上位シリーズ全てが該当するといい、影響台数は数億台規模にまで膨れ上がる恐れがある。
3年前から搭載されていた機能が虚偽であると、なぜ今になって判明したのか?米国のRedditのあるユーザーが月の画像をソフトでぼやかして詳細を消し、それを真っ暗な部屋でギャラクシーで撮影した。すると―――月の詳細がリアルに再現されたというのだ!
この投稿を受け、テクノロジーに詳しい英YouTuberのアルン・マイニ氏は「サムスンの携帯を使えば5,000ドルのプロ用カメラ機材よりも鮮明な写真を撮ることができる。感動的だ。しかしフェイクだった」と唾棄している。
100倍ズームに関してサムスンは「光学ズームとデジタルズーム、AI処理を組み合わせて」と説明しているが、AI処理で存在しない詳細を描き足すことを想定しているユーザーはいないだろう。
米国は消費者の権利に厳しい。サムスンが明確な説明をできず完全に虚偽機能だったと判明した場合、米国の消費者から集団訴訟を起こされるリスクもあると考えられる。
コメント欄では「韓国らしい誇大宣伝。だから信用できない」「クレーターを描き足してるのに撮影できたかのように宣伝してるのは嘘」「ありもしない物が撮影されてしまう」という意見があった。サムスン終わりの始まりがいよいよ訪れそうな気配だ。(黒井)
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