サムスン電子は半導体の減産を行っているが、その後の半導体業界の早期回復については確信が持てないとの見方が出ている。世界景気の鈍化による需要不振が続くことで、半導体価格の下落傾向が持続する可能性があるためである。半導体輸出部門で赤信号が消えない限り、輸出不振と貿易赤字からの脱出は容易ではない。
最近の指標では世界首位の半導体委託生産企業であるTSMCの月間売上が前年同期に比べて減少した。また韓国国内の企業の半導体在庫指数は過去最高値を記録している。
減産が業況改善を早期に引き出すかどうかは未知数である。中国経済が「ゼロコロナ」政策などで鈍化し、米国と中国の戦略摩擦が続く中、中国はサプライチェーンに対する自主調達を強化している。世界中で人工知能(AI)サービスの拡大により、半導体需要が増加することが業況回復の好材料となる可能性もなくはないが、希望的観測としか言えない。
コメント欄では以下のような意見があった。
・韓国の型落ちの半導体を欲しがる国はAI関連の技術まで手を出す余裕はないと考える。この記事は韓国の希望的観測に基づいていると思う。
・生産調整すれば余剰在庫は調整可能だが、韓国では労組が黙っていないため、韓国ならではの事象だと感じる。
・世界的な半導体不足の中、在庫が山積みであることに驚きを示し、サムスンに対する皮肉を込めて称賛。しかし、利益が大幅に減ったことに対しては無関心を示す。
・韓国の記事は最後に必ず希望的妄想を書くのが特徴で、これが信用されない要因となっている。
(黒井)
倉庫に積みあがる半導体…AIサービスの拡大が反転の変数
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eb227d71bdbc259048a6b6c1902321529a7775a
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