韓国で「家賃の代わりに数千万円払え」と要求してそのまま没収する詐欺が拡大

韓国で賃貸住宅詐欺が拡大し被害額は数百億円規模に上っている。この詐欺では1000人以上の入居者が被害を受けており、韓国警察庁は捜査を強化し関係する不動産仲介業者にも調査を拡大している。

この詐欺は韓国で一般的な「チョンセ」と呼ばれる制度を悪用している。チョンセは家賃を毎月支払わず不動産物件価格の半分以上に相当する額の保証金を家主に預ける制度で、保証金は数千万円単位に及ぶこともある。詐欺では家主が保証金を返却しなかったり、多数の入居者が保証金を取り戻せない状況に陥っている。

現時点で判明している被害者は合計1700人余りで、被害額は推計で3099億ウォン(約310億円)に上る。被害者の約半数は20代と30代である。韓国政府は入居者が被害に遭った物件の競売入札を停止するよう金融機関に要請し、与党は事件に関連する全資産の没収を目指している。

コメント欄では「チョンセ制度自体が胡散臭いやり方」「世界でも韓国にしかないシステムを何故まだ続けてるのか理解できない」「韓国は借り手が弱い立場にある」という意見があった。「それが韓国固有の文化だ」と揶揄する声もあった。

(黒井)

韓国で賃貸住宅詐欺が拡大、被害額は数百億円規模-当局が捜査強化
https://news.yahoo.co.jp/articles/31cf8660511c99d89817d39e25ec25a09ca15f98

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