韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、米紙ワシントン・ポストとのインタビューで「(日本人が)100年前の(植民地支配の)歴史のためひざまずかなければならないという考えは受け入れられない」と述べた。この発言は日韓関係の未来志向的な発展を目指す考えを改めて強調するものだったが、野党からは「国を売り飛ばす大統領だ」と批判されている。
尹大統領は北朝鮮問題で日米韓の連携強化を重視しており、日韓間の最大の懸案だった元募集工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題の解決を決断した。尹氏はインタビューで、韓国の安全保障を巡る懸念が高まっているため、日本との協力を先延ばしにできなかったと説明した。また欧州では戦争を経験した国々が未来のために協力していることも指摘した。
尹氏は3月21日の閣議でも「日本は数十回にわたって歴史問題で反省と謝罪を表明している」と述べ、日韓関係の重要性について約20分間熱弁を振るい、物議を醸したことがある。
コメント欄では以下のような意見が並んだ。
・併合と植民地支配は違う。日本が行ったことは併合である。
・尹大統領の発言に対して期待を持つ一方、反日教育が続く限り信頼できない。
・日本の報道機関に対し、表現に十分気を付けるべき。
・朝日新聞が謝罪していない。慰安婦像の撤去が必要だ。
(黒井)
韓国・尹大統領「日本は100年前の歴史でひざまずく必要ない」…米紙インタビューに、野党は批判
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad2524bd2188a4b4882775468d3e2b769dd78ec9
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