ブラジルのルラ大統領は、新興国のグループである「BRICS（ブリックス）」において、共通通貨の創設を支持する考えを示した。
BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国で構成されており、ルラ大統領はスペインでの演説で、欧州諸国がユーロを創設したように、BRICS内に共通通貨を創設することを支持すると述べた。
この共通通貨は、BRICSメンバー国の貿易決済に使用されることが予想されている。また、南米諸国の共通通貨を創設する考えにも支持を表明している。
ルラ大統領は、以前に中国を訪問した際にも、BRICS共通通貨の創設が米ドルへの依存度を減らす可能性があるとの考えを示していた。共通通貨の創設は、BRICS内での貿易の円滑化に繋がると考えられる。
ＢＲＩＣＳ共通通貨の創設を支持＝ブラジル大統領
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