中国のスマートフォン市場において、2023年第1四半期には、米国アップル社のiPhoneを含むアンドロイド搭載スマートフォンの両方が出荷台数を減らした。調査会社カナリスが27日に発表した報告書によれば、新型コロナウイルスの規制緩和後も、消費者は節約志向を続けており、スマートフォン市場もこの影響を受けている。

iPhonesのシェアは20%で、ブランド別での首位を維持したが、出荷台数は前年同期比3%減の1,330万台だった。他の主要ブランドも販売減となり、中国全体のスマートフォン出荷台数は、四半期ベースで2013年以来の低水準となる6,720万台で、前年同期比で11%減少した。アップルのシェアも前年同期から3%ポイント低下した。

シェア第2位のOppo(オッポ)と3位のVivo(ビボ)は、それぞれ10%と7%の出荷台数減少となった。低価格帯に特化しているHonor(オナー)とXiaomi(シャオミ)の出荷台数も、それぞれ35%と20%減少している。消費者は安価な機種の購入も制限していると見られる。

中国第1四半期スマホ販売、iPhone・競合ともに減少
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69b6663bd484ee242b7fc2ef3136a1a2ef03039

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