玉川徹「農家は食べない米作るな」 ⇒ 日本中が激怒

4月26日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』で、テレビ朝日のレギュラーコメンテーターである玉川徹氏が、農業の人材不足に関する取材に基づき、将来的に小麦が日本に入ってこなくなる可能性があると指摘した。

その上で、農家は米の生産をやめて小麦などに転換することが必要だと主張し、「食べないものを作ってもしょうがない」と発言した。

この発言には、SNS上で批判が集中し、お笑い芸人のほんこんも自身のYouTubeチャンネルで玉川氏の発言に対して怒りを表明した。

ほんこんは、「『食べないもの』って、俺めっちゃ食べるし、食べてる方、多いと思うけどね。入ってこなかったら小麦じゃなくて米でもええがな。米をもっと増やして」と述べながら、玉川氏の発言に対して怒りを表明した。

玉川氏は、番組中に、米の需要は減っていくと指摘し、「日本人が米を食べないで小麦を食べるようになってきた。要するに食が欧米化してきた」と主張した。

これに対して、ほんこんは、「あんた、ほな米食べてないんかいって。欧米化してるけども、なんでも欧米化がええんか? 日本の米をどういうふうに外に出していくかってことも同時に考えたらええやん」「これは農家さん怒るでしょ。俺は断固反対やね。米って日本人のソウルフードや魂や」「第一(次)産業をバカにしすぎ。その人らがおって俺ら食べれんねんから」と玉川氏の発言に強く反発した。

なお、農林水産省の『食生活・ライフスタイル調査』によると、日本人の主食の割合は、朝食では米食が18%、パン食が47%、麺類が3%、昼食では米食が40%、パン食が12%、麺類が28%、夕食では米食が59%、パン食が4%、麺類が15%となっている。

3食を合わせると、米食が39%、パン食が21%、麺類が15%となっており、日本人にとってはまだまだ主食として重要な存在であることがわかる。

しかし、一方で、米の消費が減り、在庫が過剰になっていることも事実である。2022年の主食米の収穫量は前年に比べ30万6000トンも減り、作付面積も減少の一途をたどっている。

これは、食生活の変化や人口減少など、様々な要因が絡んでいると考えられる。

そのため、玉川氏が主張するように、農家が自発的に米から小麦などに転換することが必要なのか、それともほんこんが主張するように、日本の米を守るために増やすべきなのか、今後の食生活や農業政策について、より多くの人々が真剣に考える必要があるだろう。

コメント欄では以下のような批判的な意見が並んだ。

・気候風土から北海道を除いて日本で小麦を作ることは難しく、適地適作の観点からも米の消費量を上げることが合理的だ。

・玉川さんは自分の考えや感情をストレートに表現しすぎる。需要が減っているからといって、簡単に米を作るなというわけではなく、輸出や新たな活用法もある。

・玉川氏は「現状、過剰供給になっている米があれば、その分は小麦などに振り向けたら?」ということであり、反論する際に「みんなめっちゃコメ食べてる」というのは噛み合っていない。また、小麦を海外産に置き換える政策をとればいい。

・日本で米以外の作物を作ることは難しく、収穫量が減ると収入にならないため、農家は自分たちに合った作物を選ぶ必要がある。また、減反により米農家が減っている現状について、政策を変える必要がある。

・玉川氏は農家の努力や小麦の重要性を無視しており、政治の力で一次産業を再度力を取り戻す方向性を変える必要がある。

・米作の規制をすると直ぐに再開は出来ないため、政府は農業の重要性を認識し、自給自足を目指すべきだ。

・麦は畑作であり、農家が自分たちに合った作物を選ぶ必要がある。また、日本の農産物の需要が五年後には中国やアジアの富裕層に取られる可能性がある。

・日本の超高齢化社会を考慮し、自給自足のためにどうあるべきかを考えるべきだ。

「農家は食べない米を作るな」玉川徹氏の発言に非難殺到…ほんこんは「お前、ふざけんなよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c13b57e2b6f2cc03fa1bc8381727eae2ac3af67

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