ウクライナの大統領、ウォロディミル・ゼレンスキー氏は、国境警備隊の日にあたる4月30日の式典で演説を行い、ロシアのウクライナ侵略に対して「主要な戦闘が控えている」と述べ、ウクライナ軍が大規模な反転攻勢を計画し、開始が近いことを示唆した。
ゼレンスキー氏は、「陸海ともに全ての国境を回復しなければならない」と強調し、戦闘に参加している警備隊員を鼓舞した。
これに先立ち、ウクライナの国防相が「準備は最終段階にある」と述べるなど、反攻開始を示唆する発言が相次いでいる。
ゼレンスキー氏は4月下旬の北欧メディアとのインタビューで、ウクライナが要請している米国製戦闘機F-16が供与されない状況でも「我々は前進する」と述べ、反攻に着手する姿勢を強調していた。
この発言により、ウクライナはロシアに対する攻勢を行うことを明確に示したことになる。しかし、ロシア側はウクライナの反攻を警戒し、引き続き軍を動員していると報じられている。
コメント欄では以下のような意見があった。
・ウクライナが5月に反転攻勢を始めることは周知の事実で、大統領が念押ししただけだ。しかし、今回の戦争はならず者ロシアがウクライナから撤退しなければ終わらない。ウクライナが自国の領土を回復し、早期の終結を祈るばかりだ。
・戦争では相手の言葉を真に受けることはできず、将棋や囲碁をする時のように戦況から判断することが重要。ウクライナの反転攻勢が本当に始まるのか、ブラフなのかは分からない。
・ウクライナの反転攻勢が始まるのは周知の事実で、具体的な時期は不明。停戦交渉に乗り出すためには、膠着状態を打破する必要がある。失った領土を取り戻すことは困難だが、ウクライナが満足する停戦を得るためにも必要だ。
・大規模な反転攻勢が始まると断言することは軽率だ。ロシアに攻め込むことはできないため、限界がある。停戦や和平を考えるべきではないのか。
・反転攻勢を躊躇わせるための発言であれば、ロシア国内の厭戦ムードを助長し、政権崩壊を引き起こすことが可能になる。プーチン政権の支持率が高い理由は不明だが、戦時体制となり、国民の多くが動員されることが納得される必要がある。
・ゼレンスキーは根性があり、国民を鼓舞している。日本では領土をロシアに与えて停戦するべきだと主張する人がいるが、その考え方には疑問を感じる。
・大規模な攻勢が本当に始まるのか、それは秘匿されるべき情報だ。しかし、脅しとしては十分に有効であり、ロシア軍を疲弊させることができる。
・ウクライナの反転攻勢が始まることは周知の事実。
ゼレンスキー大統領「主要な戦闘控えている」…式典で演説、大規模な反転攻勢を示唆
https://news.yahoo.co.jp/articles/45070c4d79945a484372139544bf89332e8f7ef5
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