2022年5月2日、ニューヨーク株式市場は地銀を中心に金融不安が強まるとの懸念から、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを行う可能性があることに対する不安が株価に影響を与え、ダウ平均株価(30種)は一時600ドル以上の大幅な値下がりを経験した。
終値は前日比367.17ドル安の33,684.53ドルとなり、2営業日連続での下落となった。
FRBは2日から3日にかけて、金融政策を議論する連邦公開市場委員会(FOMC)を開催している。
FRBが利上げに踏み切ることで金融機関の経営が悪化し、景気が後退するとの懸念から、石油大手シェブロンやクレジットカード大手アメリカン・エキスプレスなどの銘柄が売られた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、多くの地銀株が値下がりし、カリフォルニア州に本社を置くパックウェスト・バンコープが28%安、アリゾナ州に本社を置くウェスタン・アライアンス・バンコープが15%安となった。
また、IT企業の銘柄が多く含まれるナスダック店頭市場の総合指数も、132.09ポイント安の12,080.51で終了した。
コメント欄では以下のような意見があった。
「思い出すよ。昭和のブラックマンデー。当時保有していた指定銘柄、日本電気を含むすべての銘柄が特別売り気配だったな」
「幸い日本はゴールデンウイークで連れ安のインパクトがずいぶん緩和されるな」
NYダウ続落、終値367ドル安…金融不安懸念で一時600ドル超値下がり
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd8cb79dd03a2ec413ac12c5b11fab351172f7fe
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