三菱UFJ銀行は、東京、大阪、愛知などの都市部の支店を含む98カ所で提供しているATMの24時間稼働を、2023年度内に終了することを発表した。
今後は、午前6時から翌午前0時までの18時間のみ稼働することになる。
これは、現金を使わないキャッシュレス決済の進展により、未明から早朝にかけての時間帯での利用件数が減少していることや、コスト削減を進めるための措置として行われるものである。
三菱UFJ銀行は、ATMの提携先であるコンビニのATMでは引き続き24時間利用可能とし、利便性への影響が最小限にとどまるよう努める。
三菱UFJ銀行のATMは2021年3月時点で約1,750カ所あり、24時間稼働していたATMだけでなく、稼働時間を短縮するATMもある。
一方、みずほ銀行と三井住友銀行は、当面はATMの24時間稼働を継続する方針を示している。
コメント欄では以下のような意見があった。
・キャッシュレスの普及に伴い、世界的にATMの数は減少している。コスト削減のために、物の重複を統合したり、営業時間を短くすることは避けられない。
・三菱UFJ銀行に限らず、金融機関で支店の廃止やATMの削減が続くと思われる。ATMの保守管理や現金の補充、回収などの費用は、金融機関にとって大きな負担となっている。地方部では、高齢者などがキャッシュレスやネットバンキングについていけないという問題が浮上している。
・三菱UFJ銀行の手数料が高く、個人に対するサービスが低下しているため、ネット銀行と変わらないなら口座を続ける理由はないと感じる。金融機関は大事な企業や住宅ローンに重きを置き、個人に対するサービスは軽視されているという。
・ATMの稼働時間を短縮することが、デジタル化のメリットの本質だと思う。政府はデジタル化そのものが最終目的化しているが、人を何人減らせるのか、トータルの経費をいくら削減できるのかを提示すべきだと考える。人口減少していくのだから、このような事例は増えていくのだろう。
・日本の銀行は儲からないため、サービスが低下していくのは当然だと感じる。日本が景気後退し、低金利に突入したきっかけはプラザ合意であり、この状況から脱出するには、企業が日本で大規模な事業を行って成功し、労働者の所得が上昇し、景気が熱々に加熱する必要があると考える。
・実店舗は県庁所在地の駅前に残して欲しい。高齢者が取り残される問題があるため、手数料を我慢してでも実店舗を残すべきだ。
三菱UFJ、24時間ATM終了 2023年度内に
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adc34dd45afe3c7e548850e09a36063026c2145
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