竹中平蔵氏は、人生100年時代においてリスキリングの必要性について語っている。
日本の年金制度については、年金だけで生活できるような設計がされていないこと、女性の平均寿命が87歳であること、今後も寿命が延び、少子高齢化が進むことにより、現役世代の負担が大きくなることから、手取りが減ることが必至であると指摘している。
もちろん、経済成長が伴えば、この問題は解決するだろう。しかし、日本が現在の雇用の流動性が悪い現状を維持し続ければ、企業の生産性が上がることは考えにくく、給料も上がらないことから、手取りが減ることにより若い人たちは絶望するだろう。その結果、年金制度に対する不審が増大することが予想される。
竹中氏は、この問題を解決するために、年金の受給開始年齢の引き上げを早急に実施することが必要であると主張している。具体的には、年金の受給開始年齢を70歳に引き上げるべきだと考えているが、大きな反発が予想される。
竹中氏はまた、日本人は将来的に80歳、90歳まで働くことになるだろうと予想しているが、同じ学び期間で60年間、70年間と働き続けることは現実的ではないため、1、2回の学び直しの期間が必要であると述べている。
また、今の50代や60代は大企業に入れば「何もしなくても給料が上がっていく」という生活を送ってきたが、これからはそんな甘えは通用しないと指摘している。
コメント欄では以下のような批判的な意見が並んだ。
「竹中さんの発言に説得力はない。彼は小泉政権で日本の雇用体制を破壊し、給与抑制に貢献して、大企業に感謝された後に天下りした人物だから」
「年金の支給時期を遅らせる必要はない。高齢者でも働く場所を与えることが大事で、そうしなければ若い人たちも年金を納める意欲を失ってしまう」
「学び直しは重要だが、現状で満足してる人は学び直さない。結果が見えないからだ。結果を出した人にはしっかりした評価が必要だ」
「戦後の日本は、戦犯に近い人たちを権力の中枢に残して、日本を実質的な植民地にした。その人たちが今でも日本を破壊している」
「竹中さんは自分が小泉首相の側近だったのに、その時に具申しなかった。今頃発言する資格はない」
「竹中さんは国民を豊かにすることに一切貢献してこなかった。もっと若くて優秀な経済学者の考えを紹介すべきだ」
「政府は少子化を問題視して40年以上たっても何も対策していない。今回の異次元の少子化対策も婚姻率を上げる要素がないし、日本の所得が上がらない状態が続いている」
「政治家が消費税を20%に、年金の受給開始を70歳に、医療費負担を30%に、退職金の控除をなしにとマイナス発言を続けている。景気がよくなることがあるだろうか」
「竹中さんが大企業のサラリーマンに対して『何もしなくても給料が上がっていく』と考えていたのは驚きだ。現実的に40代50代がリスキリングして別の仕事をするのは難しいし、人材の流動化による生産性向上は空論に終わるだろう」
竹中平蔵「年金の受給開始を70歳に」日本人は90歳まで働くことになり、手取りは減り、若者は絶望する
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5fe4b261727ef100efd211dd72f6dd6dc4dc259
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