中国の半導体受託生産最大手である「SMIC」は、2023年1月から3月にかけての連結決算で、純利益が前年同期比でマイナス44%減少したことを発表した。この業績の悪化には、アメリカを含む国々による半導体関連の対中輸出規制が影響している可能性がある。

SMICは2023年5月11日、今年の第1四半期の連結決算を発表した。その結果、純利益は約15億9100万元(約308億円)となり、前年同期比でマイナス44%となったことが明らかになった。

中国のメディアは、業績悪化の主な要因として、中国経済がゼロコロナ政策によって打撃を受け、スマートフォン市場などが完全に回復していないことを挙げている。ただし、アメリカによる半導体関連の対中輸出規制も影響していると考えられている。

現在、SMICは輸出規制により、高性能な半導体の製造に必要なオランダ企業の装置などを入手することが困難になっており、技術開発に支障をきたしていると報じられている。このような制約が業績に影響を及ぼしている可能性がある。

コメント欄の意見:

・一時的な問題であり、半導体供給側にも影響が出る可能性がある。

・アメリカの規制が中国の先端産業に影響を及ぼし、日本やオランダの産業にも大きな影響が出る。政府の支援策を検討すべき。

・米国の輸出規制は最先端の設備にのみ適用されており、SMICの製品にはほとんど影響がないと考えられる。

・欧米の需要に頼っているため、景気後退が本格化すると厳しい状況になる可能性がある。

中国・半導体受託生産最大手「SMIC」 純利益-44% 米制裁の影響か
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cbf421510bba887ee42e9ddcf0c05d67e9707a6

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