〔米株式〕NYダウ反発、400ドル超高=米債務上限問題を楽観(17日)☆差替https://t.co/FvdXqeXaej
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 17, 2023
ニューヨーク株式市場は、17日において米債務上限問題に関する楽観的な見方が拡大し、株価は上昇しました。優良株で構成されるダウ工業株30種平均は前日比408.63ドル上昇し、3万3420.77ドルで取引を終えました。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は157.52ポイント上昇し、1万2500.57で終了しました。
ニューヨーク証券取引所では、出来高が前日比9974万株増の9億1223万株となりました。
バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(野党共和党)ら議会指導部は16日に協議を行いましたが、米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題についての合意には至りませんでした。しかし、バイデン氏はこの日、「合意に達することを確信している」と強調しました。
また、ロイター通信によると、マッカーシー氏も17日に債務上限問題に関して21日までに合意できる可能性があると述べました。これらの発言を受けて、債務不履行への悲観的見方が後退し、買いが強まったため、ダウは取引中盤以降に上昇幅を拡大する展開となりました。
また、ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションなどの地銀株全般が預金量の増加を発表し、堅調な動きを見せました。銀行システムに関する過度な懸念も和らぎ、リスク選好の動きが優勢となったことから、ダウは終盤まで順調に推移しました。
コメント欄の意見:
・債務上限引き上げは米国の既定路線であり、もしも米国がテクニカルデフォルトに陥った場合、世界全体に3月の金融不安時以上の悪影響が必ず起こると考えられます。ただし、債務上限反対派の共和党内の派閥をどのようにまとめるのかが課題です。共和党内での不協和音が経済的不安材料とならないことを切に願っています。しかし、バイデン大統領とマッカーシー議長の声明だけでダウなどの米国主要指数が上昇し、ドル高円安も進展しているというのは驚きです。
・昨日はダウが下落しても日経は上昇し、今日はダウが上昇すれば日経先物も大幅に上昇する一方で、自分の保有株は逆行して下落しているという状況について、理不尽さを感じています。
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