・ゼレンスキー大統領のG7サミットへの電撃参加により、ロシアが狼狽している。
・F16戦闘機のウクライナへの供与が事実上決定され、ロシアが警戒している。
・ロシアは中国との連携をアピールするが、G7はその接近を牽制し、ロシアは慎重な姿勢をとらざるを得ない。
ゼレンスキーG7大統領〝電撃参加〟に狼狽したロシア : https://t.co/gKdUWuLBCP #WEDGE
— Wedge ONLINE (@WEDGE_ONLINE) May 24, 2023
ロシアのプーチン政権は、ウクライナのゼレンスキー大統領がG7広島サミットに電撃的に参加し、ウクライナへのF16戦闘機の供与が事実上決まったことに狼狽しています。ロシア外務省は広島サミットをプロパガンダ・ショーと批判する声明を発表しましたが、その内容は具体性に欠けるものでした。
ゼレンスキー氏のG7サミットへの参加は、グローバル・サウスの主要国との連携も果たすなど、一定の成果を上げました。これに対し、ロシアはミシュシチン首相を中国に派遣し、ロシア・中国の連携をアピールしましたが、G7は中国に対して協議を呼びかけるなど、ロシアと中国の接近を牽制しました。ロシアは中国からの支援を確保するためにも、より慎重な姿勢を取らざるを得ない状況になっています。
ロシア外務省の声明は、具体性に欠けた言葉でG7に対する批判を述べていました。その内容からは、ロシアが今回のG7サミットでの決定や声明に対して反論や対応策を示せていないことがうかがえます。これは今回のG7サミットの結果がロシアにとって衝撃的だったことを示唆しています。
最大の焦点は、米国のバイデン政権がウクライナ軍パイロットに対するF16戦闘機の訓練を支援し、欧州などの同盟国がウクライナにF16を提供することを容認したという事実です。ロシア外務省のグルシュコ次官はこれに反応し、「事態をエスカレートさせる動きであり、西側に途方もないリスクを背負わせることになる。しかし、われわれは対応する用意がある」と述べました。ロシアメディアもF16の供与に関する動きを注視して報道しており、ロシア側がF16の投入を強く警戒していることが伝えられています。
コメント欄の意見：
pkfさん: ウクライナ戦争の終わりが見えず、供与される武器が最新鋭化しても戦争が終わらないことに疑問を感じる。
ryuさん: ロシアは中国に頼りつつも失敗し、国力低下とウクライナ侵攻への嫌悪感が増している。
i28さん: F16の供与によりウクライナの防衛力が向上し、ロシアの資源を消費させることで弱体化させる効果が期待される。
kanさん: ロシアは頼ることのできない国々に囲まれ、屈している状況であり、ウクライナ侵攻のデメリットが大きい。
Comment55GOさん: ウクライナへの戦闘機供与はロシアの対抗手段を制限し、中国への依存を不本意ながらも避けられない状況に追い込まれた。
agiさん: G7の総意によりロシアへの批判が示され、ロシアのソ連思考が時代遅れで通用しないことが明らかになっている。
あいうえおaiueoさん: ロシアは敵を増やし、世界中でロシア離れが進んでいることに気づいていないのかもしれない。
oさん: ゼレンスキー大統領は笑顔で握手するG7を見て困惑し、戦争と非戦争の国々の対比に違和感を感じた。
ti0さん: ロシアの友好国は中国とインドだが、中国は制裁に直面し、中国の領土主張により将来的に領土が奪われる可能性があると予想される。
