・岸田首相は7月にリトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席する調整に入った。
・首相はウクライナ支援やインド太平洋地域での連携強化を図り、宇宙分野や偽情報対策での協力拡大にも取り組む意向。
・首脳会議ではウクライナへの軍事支援が主要な議題となり、欧州とインド太平洋の安全保障の関連性を再確認する予定。
首相、NATO首脳会議出席調整 - 7月、ウクライナ支援連携強化https://t.co/ylMBFqKP8f
— 共同通信公式 (@kyodo_official) May 24, 2023
岸田文雄首相は、7月にリトアニアで開催される北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に出席する方向で調整を進めています。首相は、宇宙分野や偽情報対策などでの協力拡大に向けた新たな計画を策定し、ウクライナへの支援やインド太平洋地域での連携強化を図る意向です。これは先進7カ国(G7)議長国としての役割も担いながら、ロシアによるウクライナへの侵攻に対処するための取り組みです。
NATOは、日本を含む31カ国の加盟国で構成されています。岸田首相は昨年6月に初めてスペインで開催された首脳会議に出席しました。今回の出席が実現すれば、2年連続となります。また、NATOは日本への連絡事務所開設についても議論していると予想されます。
首脳会議では、ウクライナへの軍事支援が主要な議題となるでしょう。中国との接近によるロシアの脅威に対して、首相は欧州とインド太平洋地域の安全保障が不可分であるとの認識を改めて共有したい考えです。
今年1月にNATOの事務総長が来日し、岸田首相と会談した際には、宇宙や偽情報対策での協力の重要性が確認されました。これらの分野での協力強化も、今回の首脳会議で取り上げられる可能性があります。
コメント欄の意見:
小谷哲男さん:NATO首脳会議ではウクライナへの「イスラエル型」支援についての合意が見込まれるため、日本の関与や国内法整備の検討が必要。
白鳥浩さん:日本は地理的にNATOに加盟する条件を満たしておらず、NATOとの関係強化は集団的安全保障枠内での参加を意味する可能性がある。日本の在り方を考える必要がある。
daiさん:NATOへの参加は一部から肯定的にとらえられるが、日本の憲法や若者の戦争への覚悟について考える必要がある。
NYMKE74さん:岸田首相は外交に傾倒し、国内の物価高対策など国民の利益に取り組まない。自国民のために働く首相が必要。
messoさん:最近の防衛費の決定などは議論がなく、ウクライナへの自衛隊車輌供与も大きな枠を超えたものに見える。憲法改正前に慎重な審議が必要。
chqさん:NATOへのお金のばら撒きのための対談ではなく、日本の安全保障上のリスクとの関係を慎重に考えるべき。
harさん:平時を長く保つためには強さが必要であり、NATOとの結束が日本の平和を支えるとの意見。
katさん:憲法改正により徴兵制が導入される可能性や日本の安全保障上のリスクについて考えるべきであり、国家で審議する必要がある。
fz7さん:NATOが残り続けることがロシアの懸念材料となり、ウクライナ侵攻を誘発したのではないかとの指摘がある。
hirさん:中国の立ち位置の変化に注目し、中露の関係が蜜月ではないことを指摘する。日本の周辺にはまともな国がないとの意見。
t****tさん:NATOへの協力や参加に対して疑問視し、中立的な立場から平和的な外交を進めるべきとの意見。
zzzさん:日本が戦争に参戦することを避けるために、NATO首脳会議での立場をうまく誤魔化すべきだとの意見。