・韓国は供給網の不安に最も弱い国とされる。
・輸出権力では中国、ドイツ、米国が上位に位置し、輸入脆弱性では日本、ベトナム、タイなどアジアの主要国が上位にランクされる。
・中長期的な戦略策定には正確なデータと評価指数の開発が必要であり、学界がその役割を果たす必要がある。
韓国、供給網不安に最も弱い…「経済安全保障指数高めて危機に備えなければ」
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この記事は、ソウル大学の経済学部教授であるキム・ビョンヨン氏が主催した経済安全保障クラスター研究成果発表会での発言を報じたものです。キム教授は、経済安全保障が現在最も重要なキーワードの一つであると指摘し、韓国の経済安全保障状況を評価し、危機に備えるために正確なデータが必要であると述べました。彼は「経済安全保障指数」という指標を作成した理由を、供給網の支配力を基盤としており、特定の国に依存する国は供給網の不安定性から被害を受けやすくなるという点にあると説明しました。
この発表会では、「輸出権力」と「輸入脆弱性」という概念が提示されました。輸出を制限することで供給網を統制し他国に影響を与えられる国や、特定の国に輸入に依存している国は、供給網の不安定性による被害に弱くなるとされています。
発表によると、韓国は供給網の不安定性に最も脆弱な国であり、輸出権力は世界で11位、一方で輸入脆弱性は1位であるとされています。輸出権力の上位には中国、ドイツ、米国が位置し、輸入脆弱性では日本、ベトナム、タイなどアジアの主要国が上位にランクされています。
また、この研究では、中国の輸出権力の急上昇と米国の脆弱化など、供給網の支配力に関する変化も注目されています。中国は2004年と2007年に米国とドイツを追い越して輸出権力の1位となりました。一方、米国の輸入脆弱性は1995年には18位でしたが、上昇傾向をたどり、2021年には9位になったとされています。
キム教授は最後に、中長期的な戦略策定のために客観的なデータに基づいて現状を正確に評価する必要性を強調しました。政府や企業が短期的な課題に取り組む一方で、学界が関連研究と評価指数の開発を通じて将来に備えることを支援する必要があると述べています。
コメント欄の意見：
枯れ葉マークさん: 日本と韓国の経済成り立ちの違いを指摘し、韓国が特許料を払って日本の技術を使用しているにもかかわらず、日本に対して金を集めようとしていると非難。
sorさん: 韓国の経済形態が異なることを指摘し、日本と比較すること自体が問題だと主張。韓国の経済が輸出に頼っているのに対し、日本は内需が強いと述べている。
yujさん: 日本の影響を無視し、韓国の産業が日本の製造装置や特許使用に依存していることを指摘。日本が管理貿易に変更すれば韓国の生産が減る可能性もあると述べている。
kouさん: 韓国の脆弱性が明らかであり、経済が低迷していることについて指摘。韓国の経済が長らく問題視されており、今更このような話題が取り上げられても意味がないと述べている。
fugさん: 韓国が信頼を得るためには蝙蝠や告げ口、威圧的な外交ではなく、立場を正確に把握する必要があると指摘。
kpnさん: 韓国が客観的なデータで現状を評価することができないことを指摘。日本の経済は内需が大きく、海外投資資産も豊富であり、韓国とは異なる状況であると主張。
uozさん: 韓国の経済形態が日本と異なることを指摘。韓国が製品の付加価値を高める必要があると述べている。
Ta152さん: 記事中の輸入脆弱性の1位が不明瞭であることや、ベトナムやタイからの締め付けに困る要素が何か不明であることを指摘。
totさん: 韓国の原材料調達先と輸出先の確保に問題があることを指摘。特に対中貿易の不振は深刻であると述べている。
yosさん: 条約や合意を守らない限り経済安全保障は困難であると主張し、韓国国内で法治を実施すべきだと述べている。
