韓国「自衛隊旗は旭日旗ではないから問題はない」　日本「旭日旗です」

• 「自衛艦旗」と「旭日旗」の違いについて、日本と韓国の間で意見が相違している。
• 「旭日旗掲揚」は国際法的に問題はなく、海軍艦艇の慣例に従って行われている。
• 旭日旗は日本の伝統模様として主張される一方、一部では軍国主義や帝国主義の象徴とみなされることもある。

日本も認める「自衛艦旗は旭日旗」、韓国は否定…繰り返される論争、３つの質問(ハンギョレ新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/5rXv7H9zzT

— 正光 (@eT8nr80ELXZgJgU) May 30, 2023

質問1: 「自衛艦旗」と「旭日旗」は違うのでしょうか？

日本と韓国の間で「自衛艦旗」と「旭日旗」についての意見の相違があります。韓国は、「自衛艦旗と旭日旗は多少の違いがある」と主張しています。具体的には、旭日旗は赤い円形の「日の丸」が中央に位置するのに対し、自衛艦旗では日の丸が左に寄っているとされています。

しかし、日本の外務省は自衛艦旗を旭日旗の一種として紹介し、広報資料にもそのように記載しています。したがって、日本と韓国の間でこの問題についての見解が一致していません。

質問2: 「旭日旗掲揚」は国際法では問題ないのでしょうか？

韓国軍が「自衛艦旗は旭日旗ではない」と主張する理由の一つは、国際法的な根拠がないと考えられるからです。国際慣例上、海軍艦艇は海を航海する際に自国の国旗を掲げます。また、外国の港に寄港する際には海軍旗も掲揚することが一般的です。

日本の場合、海上自衛隊の旗である自衛艦旗を掲揚するとされています。また、海軍艦艇は通常、国際法的には治外法権の地域とされます。したがって、海軍艦艇は外国領海に入っても所属国の法律が適用されるとされています。

日本の国内法では、自衛艦旗の掲揚が義務化されています。これらの要素から、日本は自衛艦旗の掲揚について国際法的な問題はないと主張しています。

質問3: 旭日旗は「軍国主義の象徴」ではないのでしょうか？

旭日旗については、日本の過去の帝国主義時代や軍国主義の象徴とみなす人々が多い一方、日本政府は旭日旗を慶事と繁栄の象徴として広報しています。しかし、旭日旗はナチスドイツが使用した「ハーケンクロイツ」と同様の象徴とみなす人々もいます。

日本政府は、旭日旗はハーケンクロイツとは異なると主張し、日本の伝統模様であり数百年前から使われていたと述べています。ただし、過去の日本の帝国主義時代や戦争への関連性を無視して旭日旗を使用し、特別な問題意識を持たないという事実自体が、旭日旗論争の本質であると指摘されています。

現在でも旭日旗を使用することによって発生する論争の一例として、スポーツイベントで旭日旗を掲げる日本のファンに対する批判や罰金が行われたことがあります。旭日旗は、日本の帝国主義の時代に被害を受けたアジアの国々にとっては、単に「日本の文化」として受け入れがたい象徴とされています。

一部の見方では、旭日旗を「ハーケンクロイツ」ではなく「アメリカ南部連合旗」と比較するほうが適切だとされています。南部連合旗はアメリカの南北戦争時に奴隷制を支持した南部軍が使用した戦闘旗であり、人種差別の象徴として批判を受けています。

コメント欄の意見：

katさん: 旭日旗の使用に関して、「日本がこの旗を前面に掲げ、過去の戦争や支配を象徴する」という視点があるが、韓国にとっても日章旗や国歌「君が代」は許せないものだと言える。両国関係を建設的に進めるためには、過去のシンボルにこだわるのではなく、より建設的なアプローチが必要だ。

kanさん: 旭日旗に対する批判は日本国内でもほとんどないため、他の国が関心を持っていないことに対して問題を起こすこと自体が無駄なエネルギーの浪費だと指摘している。記事ではもっと他の国に関心を向けるべきだと主張している。

はまい！さん: 韓国が旭日旗について問題を捻り出していることに腹立たしさを感じており、日本人が旭日旗を掲げる際に差別的な意図を持っていないことを訴えている。また、韓国が日本を敵視し、問題を引き出して謝罪を求める姿勢に疑問を呈している。

今年こそさん: ナチスのハーケンクロイツと旭日旗を比較することに対して疑問を呈し、日章旗や君が代についても同じようにクレームが出るべきだと述べている。記事では法的に正しいが気に食わないという問題に焦点が当てられている。

annさん: 日本の説明に対して、韓国が一方的に「いちゃもん」をつけていると批判している。また、旭日旗に文句を言う一方で、日章旗や君が代には文句がないことに疑問を呈している。

nabさん: 旭日旗が過去のWBCなどで掲げられていたにもかかわらず、問題になったのは後からであり、それに疑問を感じている。マスコミにも大々的に報道してほしいと希望している。

marさん: 旭日旗に関する記事が、ハーケンクロイツや南部連合旗と同列に扱われているが、ドイツの末広がり黒十字には触れられていないことに不満を持っている。

benさん: 旭日旗に対する批判は感情的なものであり、好き嫌いの問題であると主張している。自由に使えるのであれば、堂々と掲げるべきだと述べている。