百田尚樹氏が、ＬＧＢＴなど性的少数者への理解増進法案が成立した場合には、新たに保守政党を立ち上げることを宣言しました。彼は自身のユーチューブチャンネルで、ＬＧＢＴ法案の成立が家庭や皇室制度の崩壊、そして日本の完全な破壊を招く恐れがあると指摘しました。また、同法案を推進する自民党はもはや支持できないと訴えました。
百田氏は、「現時点で党名や綱領などの詳細はまだ決まっていない。本音では政治活動をしたくなかったが、やむにやまれなかった。支援したいという多くの方々の声に共感している」と述べています。
百田氏はベストセラー作家であり、保守論客としても知られています。彼は作家として多くのベストセラーを出版しており、放送作家としても人気番組に関わっています。
彼はまた、保守系ユーチューバーでもあり、ＬＧＢＴ法案についてのライブ放送で、「性自認への差別が拡大解釈される恐れがある」「外国の大使の発言は内政干渉だ」「政治家たちは声を上げていない」と述べ、日本維新の会と国民民主党案をほぼ受け入れた修正案にも批判的でした。
また、百田氏は安倍晋三元首相の暗殺後、自民党が保守政党ではなくなったと指摘し、新たな保守政党の立ち上げを決意したと語りました。彼は自民党がＬＧＢＴ法案を強引に推し進める一方で、憲法改正やスパイ防止法などの重要な課題に対して無関心であると批判しました。彼は自民党を消極的に支持していたが、安倍氏の死後、自民党が崩壊し、保守政党ではないことが明らかになったと述べました。
百田氏は「政党立ち上げは無謀だ」という批判を受けるかもしれないとしつつも、「国民が覚醒しなければならない」と訴えました。
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