- プーチン大統領、ウクライナ情勢の和平に懐疑的な見方
- ウクライナ側との交渉拒否を主張し、戦闘の長期化はウクライナの責任と主張
- アフリカ代表団の提案に対し、再び破棄されない保証の欠如や合意の不十分さを指摘
プーチン大統領は、ウクライナ情勢の和平を目指して訪露したアフリカ7カ国の代表団との会談で、現時点での停戦実現に懐疑的な見方を示しました。彼は、「交渉を拒否しているのはウクライナだ」と主張し、戦闘が長期化している責任はウクライナ側にあると述べました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領も同様に、露軍の撤退なしでの和平は不可能であり、戦闘はなお続くと否定的な立場を示しています。
アフリカ代表団は、和平交渉の再開やウクライナの子供の返還など、停戦の実現に向けた提案をプーチン氏との会談で行いました。しかし、プーチン氏は、ウクライナ側が以前に破棄したと主張する和平条約に触れ、「再び破棄されない保証がない」として交渉の困難さを指摘しました。
また、穀物合意に関しては、ウクライナ産穀物の輸出手続きやその量について話し合われました。アフリカ側は穀物輸出の継続を求めましたが、プーチン氏は合意がアフリカの食料問題を解決しないと主張し、ロシアが合意から離脱する可能性を示唆しました。
ウクライナ軍の参謀本部は、南部や東部で戦闘が続いていると発表し、ゼレンスキー氏もウクライナ軍が東部で前進していると述べました。
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