- ロシア大統領報道官が核軍縮に関する危機感を表明
- 米ロ関係の悪化により交渉が困難との認識も示す
- NATO加盟国の英国とフランスも含めた協議の必要性を強調
ロシアのペスコフ大統領報道官が、核軍縮や安全保障に関する米国とロシアの関係が緊迫していると述べ、緊急の協議が必要だと表明しました。
ペスコフ氏は、ロシアと米国の戦略的安定性が緊急の協議を必要とするほど険悪な状態にあると語り、強い危機感を示しました。一方で、ロシアは対話の用意があるとしつつも、米ロ関係が悪化している現状では交渉は困難だとも述べました。
また、ペスコフ氏は協議には米国主導の北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、独自に核兵器を保有する英国とフランスも参加する必要があると述べました。
ロシアのプーチン大統領がベラルーシに戦術核兵器の一部を既に配備していることを表明し、核軍縮交渉に否定的な姿勢を示したことも触れられています。また、新戦略兵器削減条約(新START)が2026年に期限切れとなるため、後継条約の締結交渉も見通しが立っていない状況が報じられています。
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