ドイツ首相「台湾への武力行使に警告する」 中国に対し

• ドイツ首相ショルツ氏が中国に対し台湾への武力行使に警告
• 中国の李首相率いる代表団との会談で表明
• 人権や法の支配にも懸念を示す

ドイツのショルツ首相は中国に対し、台湾などへの武力行使を行わないよう警告したと述べました。中国の李強首相がドイツを訪問し、ショルツ首相は李首相と会談したと報じられています。

ショルツ首相は議会での演説で、「われわれは、東シナ海と南シナ海の現状を武力や強制力によって変えようとする一方的な試みを断固として拒否する。これは特に台湾について言えることだ」と述べ、中国に対して強い立場を表明しました。また、彼は中国の人権状況や法の支配についても懸念を示しました。

また、ショルツ首相がトルコに対してスウェーデンのNATO加盟を要求したことも分かりました。ショルツ首相は次回のNATO首脳会議までに、スウェーデンのNATO加盟が認められるべきだと述べました。