- 福島市にある「UFOふれあい館」がUFOマニアの聖地として注目される
- CIA秘密文書が館内でカジュアルに展示される
- 千貫森の特殊な地形や巨石配置がUFO目撃情報の増加に関連している可能性がある
「CIA秘密文書」がUFOふれあい館でカジュアルに展示されているとの報道により、福島市の山あいに位置するこの小さな町がUFOマニアの聖地として注目を集めています。福島県福島市の千貫森周辺では、UFOの目撃情報が頻繁に報告されており、この地に建設された「UFOふれあい館」はUFO愛好家にとって有名なスポットとなっています。
「UFOふれあい館」は、1992年にふるさと創生事業の一環として建てられ、年間2万1000人が訪れる観光施設です。UFO記念日には特別なイベントが開催され、UFO餃子や特大サイズの「UFOガーリック」などが販売されます。また、月刊ムー編集長であるUFO研究所の三上丈晴所長による調査結果の公表や、千貫森ミステリーツアーなどが行われます。
なぜ福島市の千貫森周辺でUFOの目撃情報が相次いでいるのか、その理由ははっきりとは分かっていませんが、UFOふれあい館の館長である菅野利男氏によると、千貫森は特殊な地形を持っているそうです。その山は円錐形のピラミッドのような形状であり、砂利が磁力を集めるため、強い磁場を発生させると言われています。また、千貫森の中心には変わった形の巨石が点在しており、イギリスの考古学者が提唱した「レイライン」という仮説によれば、この巨石と神社・古墳の位置が直線上に並ぶことが分かっています。そのため、千貫森全体が巨大なパラボラアンテナのような役割を果たし、UFOの目撃が報告されるのかもしれません。
UFOふれあい館では、多くのUFO関連の展示物があります。例えば、大量の「月刊ムー」やイギリスで見つかったミステリーサークルの麦のサンプル、プレアデス星団から飛来するとされるUFOの縮尺模型などが展示されています。特に注目すべきは、「CIA秘密文書」という展示物です。これは英語で書かれた文書であり、内容は翻訳されていないため詳細は分かっていませんが、展示方法はカジュアルであり、無造作に重ねられています。
なお、このUFOふれあい館に収蔵されている資料の大部分は、日本空飛ぶ円盤研究会という民間のUFO研究団体から寄贈されたものです。この研究会には糸川英夫や星新一、石原慎太郎など著名人が名を連ねており、文豪の三島由紀夫もUFOに強く興味を持ち、この研究会の活動に参加していたことが報じられています。
福島市の山あいに位置するUFOふれあい館は、UFOマニアや興味を持つ人々にとって魅力的な場所となっており、UFO記念日などのイベントを通じてさらなる注目を集めています。
