- 岸田首相、支持率下落に対応して閣僚に個別指示や会食を重ねる
- 政府・与党を引き締めるため、緊張感を維持する姿勢を示す
- 内閣改造・党役員人事を予定し、有力閣僚や領袖の意向を確認するための動きも見られる
岸田文雄首相(自民党総裁)は閣僚に対して個別指示を出したり、派閥の領袖との会食を重ねていることが明らかになっています。これは、マイナンバーカードを巡る混乱などによって内閣支持率が下落したことを受けて、政府・与党を引き締める狙いがあるとされています。
首相は閣僚たちと個別に面会し、担当分野に関する指示を出した後、斉藤鉄夫国土交通相が「『夏の自然災害に緊張感を持つように』とのことだった」と明らかにしました。首相はマイナカードの混乱に直面し、支持率の低下を経験しています。そのため、秋の衆院解散・総選挙の選択肢も噂されており、失点を重ねたくないという思いがあるようです。政府高官は「『気を抜くな』という首相のメッセージだ」と語っています。
また、首相は主流派の麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長と会食し、翌日には約8カ月ぶりに二階俊博氏との会食も行いました。これにより、党内の動揺を沈静化し、支持率の低下に対処するために指導者たちと意思疎通を図っているとされています。
岸田首相は今夏に内閣改造・党役員人事を行う見込みであり、人事構想を本格化する前に、有力閣僚や領袖の意向を確認するためにこれらの会食を行った可能性もあると報じられています。
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