岸田、K国と首脳会談調整　処理水放出理解求める　

• 岸田首相、尹大統領との会談で処理水放出計画を説明
• IAEA報告書の内容を説明し、国際的な安全基準を満たしていることを強調
• K国や他の国々に対して海洋放出に関する理解を求める意向

岸田文雄首相は北大西洋条約機構（NATO）首脳会議が開催されるリトアニアで、K国の尹錫悦（ユンソンニョル）大統領と個別に会談する方向で調整しているとされています。この会談で、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出計画について、国際原子力機関（IAEA）の調査報告書で「国際的な安全基準に合致」と評価されたことを説明し、K国の尹大統領に理解を求める予定です。

岸田首相は科学的な根拠に基づいて、高い透明性を持って国内外に対して丁寧に説明していく考えを示しています。K国では海洋放出に対する反対意見が根強いため、安全対策や監視体制、IAEA報告書の内容などについて直接尹大統領に説明する予定です。

また、報道によれば、NATO首脳会議に参加するオーストラリアやニュージーランドも含めた4カ国の首脳会談も調整されており、この場でも岸田首相が海洋放出に対する理解を求めるでしょう。