- 岸田首相、在職日数7月9日で宮沢元首相と並ぶ644日に
- 岸田氏、宮沢氏を「政治の師」と尊敬し、新たな時代に向けた外交を誓う
- 宮沢元首相、1991年から1993年まで首相を務め、衆院選で自民党は野党に転落
岸田文雄首相の在職日数は、2023年7月7日時点で9日であり、これによって宮沢喜一元首相の在職日数である644日と並びました。岸田首相は自民党の派閥である宏池会（岸田派）出身であり、宮沢元首相を自身の「政治の師」と尊敬しています。
岸田首相は記者団に対し、「思いを新たに職務に努めたい。大事なのは長さではなく中身であるのは言うまでもない」と述べ、引き続き政権課題に取り組む姿勢を示しました。また、岸田氏は宮沢氏と姻戚関係にあり、宮沢氏が首相だった1993年の衆院選で初当選しました。岸田首相は、宮沢氏の首相在職時にソ連の崩壊が起こったことを挙げ、「時代の変わり目に政権を担当した」と述べています。さらに、現在の国際社会が新たな歴史的転換点を迎えているとし、「宮沢氏の時代も振り返りながら、新しい時代に向けて外交を進めていきたい」と述べました。
宮沢喜一元首相は1991年11月から1993年8月まで首相を務めました。93年7月のG7東京サミット閉幕後に行われた衆院選で、自民党は野党に転落しました。
