中国経済の新たなリスクか-碧桂園、9月初めにデフォルト回避の期限 https://t.co/ZcU1n1MmP9
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) August 14, 2023
業務をあらゆる面で圧迫し、近い将来のデフォルト確率を高めかねない流動性悪化を理由に挙げ、モルガン・スタンレーは碧桂園の投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に引き下げた。同社の株価は先週末11日、初めて1香港ドルを下回る水準で取引を終えた。
碧桂園はまた、満期を迎える社債の期限延長を目指していると関係者が明らかにした。この社債の償還期限は9月2日で、元本残高は39億元(約780億円)だという。
モルガン・スタンレーのアナリスト、スティーブン・チャン氏は「低位の都市へのエクスポージャーが大きいことを前提とすれば、流動性の困難からの回復には数年を要すると考えられる」とリポートで分析した。中国の景気が減速する中で、不動産不況を終わらせる政策対応の難しさがあらためて浮き彫りになった格好だ。
巨額の債務を抱え、実質的デフォルトに陥った同業の中国恒大集団の4倍というプロジェクト数を考えると、さらに深刻な影響が懸念される。碧桂園の社債価格は、額面1ドル当たり10セントを下回る著しいディストレス水準。
9月初旬に必ず爆発する「時限爆弾」を前に、残された猶予期間はあと20日あまり。
感想
- ふざけるな (63)
- おかしい (18)
- やめろ (5)
- 許せない (4)
- 素晴らしい (0)
- 驚いた (0)