中国への水産物輸出 比率は全体の0.2%に満たず 対策は可能 高橋洋一 https://t.co/Zf9qm13qqM
中国政府のネガティブキャンペーンにより、中国では「海水が汚染されるので塩がなくなる」というパニックも生じている
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 2, 2023
まず、水産物における対中関係を整理しておこう。2022年の日本の水産物の輸出額総額は2436億円。そのうち中国へ871億円、香港へ755億円だ。中国向け水産物の品目別では、ホタテ貝467億円、なまこ(調製)79億円、かつお・まぐろ類40億円などだ、香港向け水産物では、真珠222億円、ホタテ貝(調製)94億円、なまこ(調製)85億円などとなっている。
ホタテ貝などは福島産ではなく、その輸入を止める中国の対応を嘲笑してもいいが、中国による水産物の輸出停止措置は、個々の水産物輸出企業にとっては痛手だろう。
ただし、その金額については、輸出全体の約100兆円に占める比率は0.2%にも満たない。日本経済から見れば軽微で、対策も可能だ。
日本のマスコミ報道では、日本側の打撃をオーバーに報じているが、中国側の混乱もかなりある。中国政府のネガティブキャンペーンにより、「海水が汚染されるので塩がなくなる」というパニックも生じている。
1,500億円規模の輸出なら補助金や補償で対策できるが、国内向けに全部流通させれば補償もいらないと思う。
感想
- ふざけるな (22)
- おかしい (6)
- 許せない (5)
- 素晴らしい (3)
- やめろ (2)
- 驚いた (0)