【朗報】中国向けの水産物、輸出全体の0.2%にも満たず

【朗報】中国向けの水産物、輸出全体の0.2%にも満たず
※画像はAIで生成されている場合があります。

【朗報】中国向けの水産物、輸出全体の0.2%にも満たず

 まず、水産物における対中関係を整理しておこう。2022年の日本の水産物の輸出額総額は2436億円。そのうち中国へ871億円、香港へ755億円だ。中国向け水産物の品目別では、ホタテ貝467億円、なまこ(調製)79億円、かつお・まぐろ類40億円などだ、香港向け水産物では、真珠222億円、ホタテ貝(調製)94億円、なまこ(調製)85億円などとなっている。

 ホタテ貝などは福島産ではなく、その輸入を止める中国の対応を嘲笑してもいいが、中国による水産物の輸出停止措置は、個々の水産物輸出企業にとっては痛手だろう。

 ただし、その金額については、輸出全体の約100兆円に占める比率は0.2%にも満たない。日本経済から見れば軽微で、対策も可能だ。

 日本のマスコミ報道では、日本側の打撃をオーバーに報じているが、中国側の混乱もかなりある。中国政府のネガティブキャンペーンにより、「海水が汚染されるので塩がなくなる」というパニックも生じている。

黒井1,500億円規模の輸出なら補助金や補償で対策できるが、国内向けに全部流通させれば補償もいらないと思う。

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